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二の腕が痩せない原因は“巻き肩”かもしれません

「どんなに運動しても二の腕が引き締まらない…」そんなお悩みを抱えていませんか?実は、腕そのものではなく肩の位置や姿勢の乱れ(特に巻き肩)が、二の腕のたるみや太さに関係しているケースがあります。
名古屋・栄・矢場町エリアでピラティス指導を行っている私たちも、二の腕の悩みで来られるお客様の多くが「巻き肩」「猫背」を伴っています。
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巻き肩と二の腕の意外な関係
巻き肩とは?
巻き肩は、肩が前方に入り込み、胸が閉じた状態になる姿勢です。肩甲骨が外側かつ前方に傾き、上腕骨の位置も変化します。この結果、腕や肩まわりの筋肉バランスが崩れます。
- 大胸筋・小胸筋の緊張 → 胸が縮み、肩が前に出る
- 広背筋・菱形筋の弱化 → 背中の引き締め力が低下
- 上腕三頭筋の活動低下 → 二の腕のたるみにつながる
巻き肩が二の腕を太く見せる理由
肩が前に出ると、上腕の後ろ側(上腕三頭筋)が使われにくくなります。筋肉の活動量低下は代謝の低下を招き、脂肪がつきやすくなります。また、リンパの流れが悪化し、むくみやすい状態に。
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巻き肩と呼吸の浅さの関係

巻き肩は胸郭の動きを制限し、呼吸が浅くなる傾向があります。呼吸が浅くなると酸素摂取量が減り、脂肪燃焼効率が低下します。
ピラティスでは胸式呼吸を活用することで、肋骨・横隔膜の動きを改善し、代謝アップも期待できます。
ピラティスで姿勢から二の腕を引き締める

2024年のPhysiotherapy Quarterly誌では、上位交差症候群(UCS)を持つ成人にピラティスを実施したところ、巻き肩をはじめとする姿勢やバランス、疼痛が有意に改善したことが報告されています[1]。
また、韓国の大学生を対象にしたランダム化比較試験(RCT)でも、30分のピラティスを週2回・4週間行うだけで、姿勢改善と呼吸パターンの向上が確認されています[2]。
出典: Physiotherapy Quarterly, 2024
出典: Journal of Exercise Rehabilitation, 2018
ピラティスで狙える効果
- 肩甲骨の正しい位置に戻す
- 胸の開きを改善し呼吸を深める
- 上腕三頭筋や背中の筋肉の活性化
- 巻き肩の根本改善による二の腕の引き締め
名古屋・栄・矢場町でできるピラティス改善例
私たち「ヘルスケアスタジオ イレ」では、理学療法士監修のもと完全マンツーマンで姿勢改善を行っています。
二の腕引き締め目的の方には、一例として以下の流れでプログラムを組みます。
- 姿勢分析(写真&可動域測定)
- 肩甲骨・胸郭の動きを出すストレッチ
- 背中〜二の腕の筋活性エクササイズ
- 自宅でできる呼吸トレーニング指導
自宅でできる簡単エクササイズ
まとめ:二の腕痩せは姿勢改善から
二の腕痩せの鍵は、単なる腕の筋トレではなく肩・胸・背中を含む姿勢全体の改善にあります。巻き肩や猫背を整えることで、自然と二の腕は引き締まりやすくなります。
名古屋・栄・矢場町で「本気で二の腕を引き締めたい」「姿勢から変えたい」という方は、ぜひ一度ピラティスを体験してみてください。