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結論:ピラティスは体が硬い人こそ相性バツグン。
- 小さな動きから始められる:呼吸/骨盤/背骨の“分解ステップ”で安全に進められる。
- マシンがサポート:リフォーマーのバネが可動域を優しく“補助”。
- 鍛えながら伸ばす:弱い筋を補い、関節を守りつつ柔軟性UP。
名古屋・栄の当スタジオでも、体験の約7割が「硬さの悩み」からのご来店。
週1回+自宅10分で、「前屈で床タッチ」「肩の可動域UP」「腰の張り軽減」を感じる方が多いです。
つまり、体が硬い人にとってピラティスは“挑戦できない運動”ではなく、むしろ一番向いている運動です。
なぜ体が硬い人にピラティスが効果的なのか?
「わたし、体が硬くてピラティスなんてできるのかな…?」
そんな不安を持つ人は本当に多いです。でも安心してください。
結論から言うと、体が硬い人こそピラティスが合っているんです。
しかもこれは、ピラティスが単なる柔軟体操ではなく、脳科学や運動生理学の最新研究でも裏付けられている理由があるのです。
脳が「硬くなれ!」と命令している?ホメオスタシスの罠
ポイントになるのは「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」。
人の体や脳は変化を嫌い、元の状態を守ろうとする性質があります。
だから急に無理なストレッチをすると、脳は「危険!」と判断して筋肉を硬くしてしまうんです。
これが「体が硬い」の大きな原因のひとつ。[1]
ピラティスは、ゆったりとした呼吸や小さな動きを繰り返すことで脳に「安全だよ」と伝えます。
結果、脳の防御反応が弱まり、筋肉が自然と伸びやすくなるのです。
筋肉を“伸ばす”だけじゃ硬さは解決しない!
「硬い=柔らかく伸ばせばいい」と思われがちですが、実は筋力不足も大きな原因。
筋肉が弱いと関節が不安定になり、体が硬くなりやすいのです。
ピラティスでは、筋肉を伸ばすと同時に鍛えていくので「柔軟性」と「安定性」が両立します。
この仕組みこそが、ストレッチだけでは得られない長期的な効果につながります。[1][2][3]
科学的にも証明されているピラティスの効果
実際、研究によっても効果が確認されています。
- 中高年女性の運動習慣が関節の柔軟性を維持し、動きやすい体を作ることが示されています。[3]
- 筋力トレーニングとストレッチの組み合わせが、柔軟性の改善に最も有効と報告されています。[1]
- ピラティスは筋力・柔軟性だけでなく、姿勢改善や脳の情報処理機能の向上にも寄与するとされています。[3][4]
単なる柔軟体操ではなく、脳と体の両面から硬さを根本的に変えていけるのがピラティス。
名古屋・栄のスタジオイレでも「体が硬くて不安だった」という方が多く通われていますが、皆さん少しずつ柔軟性を取り戻しています。
「硬いからできない」ではなく、硬いからこそピラティスが必要なんです。あなたも安心して一歩を踏み出してみませんか?
なぜ運動の習慣は3日で終わってしまうのか?
「よし、運動を始めよう!」と決意しても、3日坊主で終わってしまった経験はありませんか?
これはあなたの意志が弱いからではなく、脳の仕組みがそうさせているんです。
脳は“現状維持”が大好き
人間の脳には「なるべく余計なエネルギーを使わず、今の状態を維持しよう」とする強い性質があります。これをホメオスタシス(恒常性維持機能)と呼びます。
狩猟採集時代、余計に動けばエネルギーを消耗して生存率が下がる…その名残が現代の私たちにも残っているのです。
だから新しい運動習慣を始めようとすると、脳は「危険!やめた方が安全!」とブレーキをかけます。その結果、やる気があっても三日目には元の生活に引き戻されてしまうのです。
「have to」では続かない理由
多くの人は「運動しなきゃ(have to)」という義務感で始めます。でも、この“義務感”は脳にとって負担になりやすく、長続きしません。
心理学の研究でも、外から与えられた義務や報酬よりも、自分がやりたいと思える内発的動機づけ(want to)が習慣化につながりやすいことが明らかになっています。[5][6]
つまり「痩せなきゃ」「健康のためにやらなきゃ」ではなく、
「もっと軽やかに動ける自分になりたい」
「家族と旅行を楽しめる体でいたい」
といった心の底からの願い=want toに変えていく必要があるのです。
習慣が続く人がやっている工夫
科学的に効果があるとされる方法はいくつかあります。
- 小さな成功体験を積む
「今日は5分だけ」「今日は呼吸だけ」といった小さなゴールを達成すると、脳の報酬系が働いて「またやりたい」と思えるようになります。[7] - 環境をデザインする
ウェアを見える場所に置く、時間を固定するなど、行動を自動化する工夫が有効です。 - 仲間や専門家と一緒にやる
一人では脳の“サボりたがり”に負けがちですが、仲間やインストラクターのサポートがあると「続けやすい仕組み」に変わります。[6]
「続かない」のは意志の弱さではなく、脳が正常に働いているからこそ。
でもその脳の仕組みを味方につけることで、誰でも習慣を変えていけるのです。ピラティスはそのサポートをしてくれる、とても科学的な方法なんですよ。[5]
ピラティスで「体が硬い」を乗り越えた成功事例
ここで、実際に「体が硬くて動くのが苦手」と感じていた方の事例をご紹介します。
名古屋・栄の人々はデスクワーク比率が高く、股関節まわり・胸椎・肩甲帯が固まりやすい環境。
イレではここを呼吸×分解動作でほどき、日常動作で“戻りにくい体”を目指します。
40代女性・会社員の場合
「小さい頃から体が硬く、前屈で床に手がついたことがない」
「運動はずっと苦手で、私には無理だと思っていた」
そんな彼女が40代になってから直面したのは、体型の崩れや腰痛・膝の痛み。しゃがんだり立ち上がったりする動作すら以前よりもつらくなり、「このままではまずい」と思ったのがきっかけでした。
最初はヨガ教室を考えたものの、周りの人と比べてしまうのが怖くて断念。そこで目に留まったのが「完全個室・マンツーマンのピラティス」でした。
「私なんかが行っていいのかな…」と不安でいっぱいだったものの、体験予約の電話で丁寧に対応してもらえたことで一歩を踏み出しました。
5回目のレッスンで感じた変化
最初の数回は「とにかく硬い」というのを実感する日々でした。
ところが、5回目のレッスンで「前屈で床に手が届いた!」という初めての体験。インストラクターからは「お尻の筋肉(大臀筋)の硬さと、股関節を支える腸腰筋の弱さ」が原因と説明を受け、自宅でできる簡単なストレッチを継続するように勧められました。
「あぐらなんて一生できない」と思っていたのに、気づけば少しずつ楽に座れるように。膝の痛みも気づかないうちに消えていました。
10回で「人生が変わった」と実感
10回を終えた頃には、腰や膝の不調がなくなっただけでなく、
「体が軽い」「動くことが楽しい」と思えるように。
何より大きかったのは、「私でも運動を続けられるんだ」という成功体験を得たことでした。
インストラクターに毎週チェックしてもらえる安心感や「やってないとバレちゃう」という適度な緊張感も、習慣化につながりました。
運動が苦手だった私が「楽しみで通う」人に
「やらなきゃ」から始まったピラティスが、今では「やりたい」に変わった——。
これは珍しい話ではなく、多くの方が同じように「体が硬いから無理」と思っていたのに、少しの成功体験から運動を楽しめる自分に変わっていきます。
体の硬さは才能や年齢の問題ではなく、習慣とアプローチ次第で必ず改善できるもの。
そしてそれを支えるのが、マンツーマンで寄り添うインストラクターの存在なのです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 体が硬いとピラティスはできませんか?
A. まったく問題ありません。むしろ「体が硬い方こそピラティスが合っている」と言えます。
ピラティスは一人ひとりの体に合わせて動きを調整できるので、開脚ができない・前屈がつらい方でも安心して取り組めます。実際に、初回は硬くて動きにくかった方でも、5〜10回で可動域の変化を実感される方が多いです。
Q2. 何回くらい通えば効果を感じられますか?
A. 個人差はありますが、週1回のペースでも5回ほどで「体が軽くなった」「前より動きやすい」と感じる方が多いです。
さらに10回程度で「日常生活の痛みが気にならなくなった」「自然と姿勢が良くなった」といった大きな変化につながるケースもあります。
Q3. 年齢が高くても大丈夫ですか?
A. はい。むしろ年齢を重ねるほど柔軟性や筋力の低下は進みやすいため、早めに始めることが大切です。
実際に50代・60代の方も継続されていて、「階段の上り下りが楽になった」「旅行で長時間歩いても疲れにくい」といった声をいただいています。
Q4. 膝や腰に痛みがあってもできますか?
A. ピラティスはリハビリの考え方をベースにしているため、腰痛や膝痛を抱えている方でも安全に取り組めます。
痛みが強い場合は医師の診断を優先していただきますが、専門知識を持ったインストラクターが動きを調整しながら行うので、無理なく続けられます。
Q5. 自宅でもできますか?
A. はい。レッスンで学んだ簡単なストレッチやエクササイズを、自宅で毎日5〜10分取り入れるだけでも効果が高まります。
スタジオで姿勢や動きをチェックしつつ、自宅でも続ける。この組み合わせが柔軟性改善の最短ルートです。
科学的根拠(エビデンス)
習慣化・動機づけ(脳と心理)
- 内発的動機づけ=継続に強い
自己決定理論(SDT)は、行動の継続には「自律性・有能感・関係性」を満たす“内発的動機づけ(want to)”が有利とする理論で、最新の総説やメタ分析でも支持されています。ピラティスを「やらなきゃ(have to)」から「やりたい(want to)」に転換する設計が、習慣化を促進します。 [5] - 小さな成功体験→自己効力感→定着
行動科学では、達成可能な小目標の反復で自己効力感が高まり、行動が定着しやすくなることが示されています。ピラティスの“段階的な動き+即時のフィードバック”は、この回路を作りやすい介入設計です。[1] - 報酬系ドーパミン=「またやりたい」を強化
学習と行動選択におけるドーパミンの役割(予測誤差信号)は確立しており、即時の達成感や気分改善が“次も続けよう”を強化します。初回でも「できた」を設計する理由です。 [7]
柔軟性・可動域(ROM)とピラティス/トレーニング
- ピラティスは柔軟性を実際に高める
高齢女性でピラティス>静的ストレッチの柔軟性改善を示した比較研究(臨床運動学)。また、ピラティス介入で柔軟性や筋力が向上した近年の研究も報告。 [3] - 伸ばすだけ”より“鍛えながら”が効く
レジスタンストレーニングでもROMは改善するというメタ分析が近年確立。ピラティスの「安定化筋を使いながら可動域を広げる」設計と合致します。[8]
ストレッチの位置づけ(安全性と方法)
- 静的/動的/PNF:どれもROMに有効
古典的総説から最新レビューまで、短時間の静的・動的ストレッチはROMを有意に増やし、適切な組み立てでパフォーマンス低下リスクも最小。ウォームアップでは動的、クールダウンや可動域拡大には静的/PNFが有効という整理が妥当です。 - 「無理な一気伸ばし」ではなく
段階的・科学的なアプローチが安全
ストレッチの総説は、急激な伸張で防御的筋緊張が高まることを示唆。ピラティスの小さく分解した動き×呼吸制御は、防御反応を避けつつROMを積み上げる安全設計です。 [9]
名古屋・栄で「体が硬い」を卒業するなら
もしあなたが「体が硬くて運動に自信がない」「でも、このままでは不安」と感じているなら、名古屋・栄エリアで通いやすい場所にある【ヘルスケアスタジオ イレ】がおすすめです。
完全個室・マンツーマンの安心感
大人数のレッスンで周りと比べて落ち込む心配はありません。
インストラクターがあなたの体の状態を見ながら、その日の調子に合わせて動きを調整するので、無理なく一歩ずつ進めます。
「続けられる仕組み」があるから安心
イレのピラティスは「やらなきゃ」ではなく「やりたい」に変わる工夫が満載。
- 毎回のレッスンでフィードバックがある
- 自宅でできる簡単エクササイズ動画を提供
- 習慣化のための声かけ・目標設定サポート
だからこそ「体が硬い私でもできた!」という成功体験が積み上がり、自然と続けられるようになります。
まずは体験から
初めての方には【60分の体験レッスン(5,000円)】をご用意しています。
「体が硬くても大丈夫かな?」と不安な方ほど、ぜひ一度その変化を体感してください。
硬さは才能や年齢のせいではなく、習慣とアプローチで変わります。
「私なんか無理」と思っていた方が、今では軽やかに動けるようになっている。
その一歩目を、ぜひイレで踏み出してみませんか?
当スタジオ「ヘルスケアスタジオ イレ」は、矢場町駅から徒歩5分・栄駅から徒歩9分にある完全個室のパーソナルピラティススタジオです。
理学療法士監修のもと、姿勢改善や肩こり・腰痛ケア、ボディメイクまで幅広くサポートしています。
名古屋・栄・矢場町エリアでピラティススタジオをお探しの方は、ぜひ一度体験にお越しください。
参考文献
- [1]The Effects of a Self-Efficacy Intervention on Exercise Behavior of Fitness Club Members in 52 Weeks and Long-Term Relationships of Transtheoretical Model Constructs https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5465977/
- [2]Resistance Training Induces Improvements in Range of Motion: A Systematic Review and Meta-Analysis
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9935664/ - [3]Comparison between static stretching and the Pilates method on the flexibility of older women
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1360859216000097 - [4]Practical recommendations on stretching exercise: A Delphi consensus statement of international research experts
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2095254625000468? - [5]Ryan, R.M. & Deci, E.L. “Intrinsic and Extrinsic Motivation from a Self-Determination Theory Perspective.” Contemporary Educational Psychology (2020) https://selfdeterminationtheory.org/wp-content/uploads/2020/04/2020_RyanDeci_CEP_PrePrint.pdf?
- [6]Ryan, R.M. et al. “Meta-analytic findings within Self-Determination Theory.” (2022) https://selfdeterminationtheory.org/wp-content/uploads/2023/01/2023_RyanDuineveldDiDomenicoEtAl_Meta.pdf?
- [7]Schultz, W. “Predictive Reward Signal of Dopamine Neurons.” Journal of Neurophysiology (1998) — ドーパミンの予測誤差信号の古典。https://journals.physiology.org/doi/full/10.1152/jn.1998.80.1.1?
- [8]Alizadeh, S. et al. “Resistance Training Induces Improvements in ROM.” (2023) — 筋トレでもROM改善のメタ分析。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9935664/?
- [9]Page, P. “Current Concepts in Muscle Stretching for Exercise and Rehabilitation.” (2012) — ストレッチ総説。https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3273886/?
- Bogacz, R. “Dopamine role in learning and action inference.” eLife (2020) — 学習・行動計画におけるドーパミンのモデル。 https://elifesciences.org/articles/53262?utm_source=chatgpt.com
- Iwata, M. et al. “Dynamic Stretching Has Sustained Effects on ROM.” (2019) — 動的ストレッチの持続的効果。 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6370952/?
- Effects of stretching in a pilates program on musculoskeletal fitness: a randomized clinical trial https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10775508/?