CONTENTS
🏢1|姿勢が崩れると何が起こる?まず知っておきたい基礎知識
「最近、姿勢が悪くなった気がする…」
「肩こりや腰痛がずっと続いている」
こうした悩みは、筋力不足や加齢だけが原因ではありません。
実は、
✔ 日常のクセ
✔ 呼吸の浅さ
✔ 骨盤・背骨のバランスの乱れ
という“体の仕組み”が関係しています。
猫背・反り腰・巻き肩は一見バラバラの悩みに思えますが、
理学療法士の視点から見ると、どれも同じ根っこを持つ「姿勢の崩れ」です。
姿勢が崩れると…
- 呼吸が浅くなる
- 代謝が落ちる
- 疲れやすくなる
- 見た目の印象が変わる
- 痛みを繰り返しやすくなる
つまり、姿勢は「健康」「見た目」「心の余裕」すべてに影響する大事な基礎なのです。
➡ 姿勢が悪くなる仕組みを知りたい方はこちら
👉 名古屋で姿勢改善するなら|理学療法士が教える“姿勢が悪くなる原因とクセ”
2|姿勢が悪くなる原因|理学療法士が見る3つの共通ポイント
猫背・反り腰・巻き肩に共通しているのは、次の3つです。
① 骨盤と背骨のポジションの乱れ
骨盤は身体の「土台」。
ここが前に傾いたり後ろに倒れたりすると、背骨のカーブが崩れていきます。
- 骨盤前傾 → 反り腰
- 骨盤後傾 → 猫背
- 肋骨が開く → 巻き肩・呼吸の浅さ
つまり姿勢改善の第一歩は、
“骨盤をニュートラルに戻す” こと。
➡ 深掘りはこちら
② インナーマッスルの機能低下
姿勢を支えるのは「腹筋」ではなく、
腹横筋・多裂筋・横隔膜などの 深層筋(インナー)。
デスクワーク中心の生活では、このインナーが働きにくくなり、
- 反り腰
- 猫背
- 肋骨の広がり
- ぽっこりお腹
につながります。
インナーが弱いと、外側の筋肉が頑張りすぎて体が疲れやすくなるのです。
③ 呼吸の浅さ
悪い姿勢になると、肋骨や横隔膜が動かず、呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は…
- 自律神経が乱れる
- 集中力が落ちる
- 体幹が安定しにくくなる
- 疲れやすくなる
という悪循環に。
正しい呼吸は、姿勢改善の“見えない土台”です。
3|タイプ別|あなたの姿勢はどれ?セルフチェックリスト
鏡の前に立って、以下をチェックしよう👇
猫背タイプ
- 背中が丸い
- 肩が前に出ている
- 頭が前に突き出ている
- 胸が縮こまって呼吸が浅い
反り腰タイプ
- 腰が反ってお腹が前に出る
- お尻が突き出たように見える
- 太もも前面ばかり疲れる
- 立っているだけで腰がつらい
巻き肩タイプ
- 肩が内側に巻いている
- 胸が縮んだ感覚がある
- 首こり・肩こりが慢性化している
- スマホ・PC姿勢になりやすい
当てはまる数が多いほど、
体のバランスが乱れているサインです。
➡ 姿勢タイプごとに詳しく知りたい方はこちら
4|姿勢の崩れを放置するとどうなる?(長期的なデメリット)
姿勢の悪さは「見た目の問題」だけではありません。
体の仕組みに関わるため、時間が経つほどトラブルが増えていきます。
✔ 呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすい
猫背・巻き肩で胸郭がつぶれると、横隔膜が働きにくくなり呼吸が浅くなります。
その結果:
- イライラしやすい
- 眠りが浅い
- 集中できない
- 疲れやすい
といった “メンタル面の揺らぎ” にもつながります。
✔ 慢性的な肩こり・腰痛
反り腰の人は腰に負担が集中し、
猫背の人は肩・背中の筋肉が常に緊張した状態になります。
結果、
- いつも肩が重い
- 座っているだけで腰に痛みが出る
- 朝起きた瞬間からつらい
という慢性化した不調を招きます。
✔ ぽっこりお腹・垂れ尻・脚のラインの崩れ
姿勢と“見た目のライン”は密接に関係しています。
- 骨盤前傾 → ぽっこりお腹・前ももの張り
- 骨盤後傾 → お尻が垂れる・脚が太く見える
- 巻き肩 → 上半身が丸く見える
つまり姿勢改善は ボディメイクの基礎 です。
➡ 深掘りはこちら
5|姿勢を整える3ステップ|理学療法士が勧める唯一の順番
姿勢は「がんばって胸を張る」だけでは絶対に変わりません。
改善には、次の3ステップが必要です。
STEP①|ニュートラルポジションを取り戻す(骨盤・肋骨)
最初に行うべきは、
骨盤・肋骨の位置を“正しい場所”に戻すこと。
- 骨盤の前傾・後傾をリセット
- 肋骨が開いた状態(リブフレア)を整える
- 背骨のカーブ(S字)を自然な形へ戻す
これが整うと、体の“基準点”が生まれます。
STEP②|インナーマッスルを活性化させる(呼吸と連動)
正しい姿勢をキープするのは「外側の筋肉」ではありません。
姿勢の土台を作るインナー筋群(腹横筋・多裂筋・横隔膜など)を
呼吸と合わせて使っていきます。
- 深い呼吸で横隔膜を動かす
- 体幹の内側の“360°の圧”を高める
- 骨盤の安定性を取り戻す
インナーが働くようになると、
自然と姿勢が安定し、疲れにくい体になります。
STEP③|弱い部分を鍛え、強すぎる部分をゆるめる
姿勢改善に必要なのは「鍛える」「伸ばす」の両方。
猫背・反り腰どちらにも共通するのは…
強すぎる(使いすぎ)筋肉
- 太もも前(大腿四頭筋)
- 腰(脊柱起立筋)
- 首・肩(僧帽筋上部)
弱い(使えていない)筋肉
- お腹のインナー
- お尻(大殿筋・中殿筋)
- 背中の深部
これらを正しくバランスさせることで
姿勢のクセは“根本”から変わっていきます。
➡ 詳しく知りたい方はこちら
6|なぜ姿勢改善にピラティスが向いているのか?(科学的な理由)
理学療法士として、多くのエクササイズを見てきましたが、
姿勢改善に最も向いているのが マシンピラティス です。
その理由は…
✔ 骨盤と背骨の動きを“ガイド”してくれるから
マシンのスプリングがサポートしてくれるので、
- 正しい方向に動く
- 必要な筋肉だけ使える
- 苦手な動きも安全に引き出せる
というメリットがあります。
✔ 呼吸と体幹トレーニングを同時に行えるから
深い呼吸でインナーが働き、
呼吸→姿勢→動作のつながりが自然と整っていきます。
✔ 姿勢のタイプに合わせたオーダーメイドが可能だから
猫背・反り腰・巻き肩で必要なアプローチは全く違います。
マシンピラティスなら、
その人のクセに合わせて最適なフォームを作っていけます。
7|名古屋で姿勢改善目的のピラティスを探している方へ
名古屋・栄・矢場町周辺はピラティススタジオが増えていますが、
姿勢改善を目的とするなら 専門性・分析力・マンツーマン指導 が重要です。
スタジオ選びのポイントは…
- 姿勢分析をしてくれるか
- インナー〜アウターまで一貫した指導があるか
- 理学療法士や専門資格者が監修しているか
- 完全個室で集中できる環境か
あなたの姿勢のクセに合わせてくれるスタジオほど
確実に体が変わります。
8|ヘルスケアスタジオ イレの特徴|姿勢改善に強い理由
当スタジオは、理学療法士が監修し、
- 姿勢分析
- 骨盤・背骨の評価
- 呼吸・体幹の再教育
- マシンピラティス
- 可動域改善エクササイズ
を組み合わせて“本質的な姿勢改善”を行っています。
📍 栄駅 徒歩9分 / 矢場町駅 徒歩5分
完全個室のパーソナル空間で、まわりを気にせず集中できます。
▶ 初回体験レッスン:60分/5,000円(税込)
9|まとめ|姿勢は“習慣”がつくる。今からでも整えられる
猫背・反り腰・巻き肩は、どれも
体のクセによってつくられた“習慣” です。
逆に言えば、正しい動き・呼吸・体の使い方を身につければ
何歳からでも整えることができます。
名古屋で姿勢改善を本気で目指す方へ。
体が変わると、心の余裕も、日常の軽やかさも変わります。
ぜひ、丁寧に整える時間を一緒に作っていきましょう。
