結論からお伝えすると、腰痛がある方ほどマシンピラティスは相性が良いケースが多いです。
「腰が痛いのに、運動して大丈夫?」
そう不安に感じる方にこそ、マシンピラティスは選択肢のひとつになります。
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マットピラティスとの違い
マットピラティスは自分の体重を負荷として使うため、
体幹や姿勢を自力でコントロールする必要があります。
一方、**マシンピラティス(リフォーマーなど)**は、
- バネの補助で動きをサポートできる
- 可動域や負荷を細かく調整できる
- 正しいフォームを保ちやすい
という特徴があります。
特に腰痛がある場合、
「頑張らなくても正しく動ける環境」 はとても重要です。
腰痛の人にマシンピラティスが向いている理由
① 腰に負担をかけずに体幹を使える
マシンのバネが動きを支えてくれるため、
腹筋や背筋を無理に力ませる必要がありません。
結果として、
- 腰を反らしすぎない
- 余計な力みが入らない
状態で体幹を使う練習ができます。
② 正しい動きを「体で覚えやすい」
腰痛の多くは、
筋力不足よりも 体の使い方のクセ が原因になっていることが多いです。
マシンピラティスでは、
- 骨盤の位置
- 背骨の動き
- 股関節との連動
をガイドしながら動けるため、
正しい動きを再学習しやすい のが大きなメリットです。
③ 痛みのレベルに合わせて調整できる
その日の体調や痛みの強さに合わせて、
- バネの強さ
- 動く範囲
- 回数
を調整できるため、
「今日は少し楽」「今日は慎重に」
という判断がしやすくなります。
これは腰痛を悪化させないためにとても重要なポイントです。
マシンピラティスでも注意が必要なケース
マシンピラティスは万能ではありません。
以下のような場合は、
必ず専門家に相談したうえで進める必要があります。
- 痛みが強く、日常動作でも支障がある
- 足のしびれや筋力低下が強い
- 医師から運動制限が出ている
「マシンだから安全」ではなく、
今の身体の状態に合っているか を見極めることが大切です。
👉 腰痛とピラティスの基本的な考え方は
【腰痛×ピラティス完全ガイド】 で詳しく解説しています。
👉 腰痛で避けたい動きについては
【腰痛ピラティスで悪化するNG動作】 をご覧ください。
