ピラティス&パーソナルトレーニング イレ

姿勢・痛みを整える|名古屋栄の完全マンツーマンピラティス&パーソナルトレーニング【イレ】

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コラム

2025.12.19

腰痛改善にはヨガとピラティスどっちがいい?|違いと向いている人を理学療法士が解説

腰痛がある方から、よくこんな質問をいただきます。

「ヨガとピラティス、腰痛にはどっちがいいんですか?」

どちらも“体に良さそう”なイメージがありますが、

実は目的や身体の状態によって向き・不向きがはっきり分かれます。

この記事では、

✔ ヨガとピラティスの違い

✔ 腰痛タイプ別の向いている選び方

を理学療法士の視点でわかりやすく解説します。


ヨガとピラティスの大きな違い

まずは、それぞれの特徴を整理しましょう。

ヨガの特徴

  • 呼吸・リラックス・柔軟性を重視
  • ポーズをキープする静的な動きが多い
  • 心身のリフレッシュやストレス軽減に効果的

ピラティスの特徴

  • 体の使い方・姿勢・安定性を重視
  • 動きの質を高めるための運動
  • インナーマッスルを使ったコントロールが中心

👉 簡単に言うと、

ヨガは「ゆるめる・整える」

ピラティスは「正しく動ける体を作る」

という違いがあります。


腰痛改善の観点で見るとどう違う?

腰痛の多くは、

  • 姿勢の崩れ
  • 体幹や股関節のコントロール不足
  • 間違った体の使い方のクセ

が重なって起こります。

この視点で見ると、

「動きの再学習」が必要なケースが非常に多いのが現実です。


ヨガが向いている腰痛タイプ

以下のような方には、ヨガが合う場合があります。

  • ストレスや緊張が強い
  • 呼吸が浅く、体が常にこわばっている
  • 軽い腰の重だるさが中心

ヨガのリラックス効果によって、

✔ 筋緊張が下がる

✔ 自律神経が整う

と、一時的に腰が楽になるケースもあります。

ただし、

ポーズによっては腰を反らしすぎたり、無理な前屈になることもあるため注意が必要です。


ピラティスが向いている腰痛タイプ

一方、次のような方にはピラティスがおすすめです。

  • 姿勢の崩れ(反り腰・猫背)がある
  • 腰を支える筋力が弱い
  • 動くと腰が不安定になる感じがある

ピラティスは、

  • 腹圧のコントロール
  • 骨盤・背骨の安定
  • 股関節との連動

を段階的に練習するため、

腰に負担をかけにくく、再発予防まで考えた改善が可能です。

👉 特に腰痛が不安な方には、

マシンのサポートがあるピラティスのほうが安全性が高い場合も多いです。


「ヨガかピラティスか」より大切な視点

実は一番大切なのは、

今の自分の腰痛の原因に合っているかどうか

です。

  • リラックスが必要な状態なのか
  • 動きの修正が必要な状態なのか
  • そもそも運動していい段階なのか

これを無視して選ぶと、

「良いはずの運動なのに、腰が悪化する」

ということが起こります。

👉 腰痛がある状態で注意すべきケースは、

【腰痛があってもピラティスが向いていない人】の記事で詳しく解説しています。


まとめ|腰痛改善には「目的に合った選択」を

  • ヨガ:リラックス・柔軟性・呼吸が目的なら◎
  • ピラティス:姿勢改善・安定性・再発予防なら◎

腰痛改善において大切なのは、

流行やイメージではなく、今の身体に合っているか

不安がある場合は、

まずは専門家と一緒に身体の状態を確認し、

自分に合った方法を選ぶことが、遠回りしないコツです。

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