「腰痛がある状態で運動して大丈夫なのか不安…」
ピラティス体験に来られる方から、
とても多く聞かれる質問です。
結論から言うと、
多くの場合、腰痛があってもピラティスは可能です。
ただし、
いくつか注意すべきポイントがあります。
CONTENTS
注意点① 痛みを我慢して動かない
腰痛がある方にとって、
一番やってはいけないのが「我慢」です。
- 痛いけど頑張る
- 少し無理をすれば良くなると思う
こうした考え方は、
腰痛を悪化させる原因になります。
👉 目安は「痛み0〜10のうち3以下」。
それ以上の痛みが出る動きは中止しましょう。
注意点② 自己流で始めない
YouTubeやSNSには、
腰痛向けピラティスの動画がたくさんあります。
ただ、腰痛の原因は人それぞれ違います。
- 姿勢の問題
- 股関節の硬さ
- 体幹の不安定さ
同じ「腰痛」でも、
合う運動・合わない運動は全く異なります。
👉 最初は専門家のチェックを受けることが、
遠回りに見えて実は一番安全です。
注意点③ 腹筋を頑張りすぎない
「腰痛には腹筋が大事」と聞いたことがある方も多いと思います。
ですが、
- シットアップ
- 反動を使った腹筋
は、腰への負担が大きく、
逆効果になることがあります。
👉 腰痛の方に必要なのは
「固める腹筋」ではなく、
支えるインナーマッスルです。
詳しくは
【腰痛ピラティスで悪化するNG動作】の記事も参考にしてください。
注意点④ 痛みの原因を見極める
腰痛には、運動して良いケースと
医療機関の受診が優先されるケースがあります。
以下の症状がある場合は、
まず医師に相談してください。
- 強いしびれや筋力低下
- 発熱を伴う腰痛
- 排尿・排便の異常
👉 「動いていい腰痛かどうか」の判断はとても重要です。
注意点⑤ 継続できるペースで行う
腰痛改善で大切なのは、
一時的に頑張ることではなく、続けることです。
- 週1〜2回
- 無理のない強度
- 体調に合わせて調整
このくらいのペースが、
多くの方にとって現実的で安全です。
不安があるなら、マシンピラティスという選択肢も
腰痛がある方には、
マシンピラティスが向いているケースも多くあります。
- 動きをサポートしてくれる
- フォームが崩れにくい
- 腰への負担を調整しやすい
👉 詳しくは
【マシンピラティスは腰痛に向いている?】の記事も参考にしてください。
まとめ|腰痛があっても「正しく始めれば」大丈夫
腰痛があるからといって、
必ずしも運動を避ける必要はありません。
大切なのは、
- 我慢しない
- 自己流でやらない
- 正しいペースで続ける
この3つです。
不安がある方は、
専門家と一緒に体の状態を確認しながら始めることが、
結果的に一番の近道になります。
