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コラム

2025.12.27

体が硬い人でもピラティスはできる?|理学療法士が解説

「体が硬いから、ピラティスは無理かも…」

「柔らかい人がやる運動のイメージがある」

そんな不安を持ったまま、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか?

実は、理学療法士として現場で多くの方を見てきた中で感じるのは、

体が硬い人ほどピラティスに向いているケースが非常に多いということです。

この記事では、

  • なぜ「体が硬い=ピラティスは無理」という誤解が生まれるのか
  • 体が硬い人の体で実際に何が起きているのか
  • なぜピラティスが無理なく体を変えられるのか

を、専門的すぎない言葉で解説します。


「体が硬いからピラティスは無理」と思っていませんか?

体が硬い方ほど、運動に対してこんなイメージを持ちがちです。

  • ついていけなさそう
  • ポーズが取れなさそう
  • 周りと比べて恥ずかしそう

特にSNSや動画で見るピラティスは、

「柔らかくて引き締まった人が、きれいに動いている姿」が目立ちます。

そのため、

体が硬い → できない → 向いていない

という思い込みが生まれやすいのです。

ですが、これは大きな誤解です。


体が硬い人に多い3つの誤解

誤解① ピラティスは柔らかい人がやる運動

ピラティスは「柔軟性を披露する運動」ではありません。

本来の目的は、

  • 体を正しい位置で支える
  • 使えていない筋肉を目覚めさせる
  • 動きの質を高める

ことにあります。

柔らかさは結果としてついてくるもので、

スタート地点で柔らかい必要はありません。


誤解② まずはストレッチで柔らかくならないといけない

体が硬い方ほど、ストレッチを一生懸命頑張っていることが多いです。

しかし実際には、

  • 伸ばしてもすぐ戻る
  • 痛いだけで変化を感じない
  • どこを伸ばしているか分からない

という声もよく聞きます。

これは、筋肉が「硬い」のではなく

正しく使われていない状態だからです。


誤解③ 体が硬い=運動が苦手・センスがない

体が硬いことと、運動のセンスは関係ありません。

多くの場合、

  • 長時間同じ姿勢
  • 運動量の低下
  • 体を動かす経験の不足

によって、体の感覚が鈍くなっているだけです。


体が硬い人の体で実際に起きていること

体が硬い人の多くは、

「柔軟性が低い」というよりも、次の状態にあります。

  • 関節が動かなくなっている
  • 背骨や骨盤が固まっている
  • 使うべき筋肉が眠っている

つまり、体が守りの姿勢になっているのです。

その結果、

  • 肩こり・腰痛
  • 疲れやすさ
  • 姿勢の崩れ

といった不調につながりやすくなります。


なぜピラティスは「体が硬い人」に向いているのか

無理に伸ばさず、まず「動ける体」を作る

ピラティスでは、いきなり大きく伸ばすことはしません。

まずは、

  • 呼吸
  • 骨盤や背骨の位置
  • 小さな動き

から整えていきます。

これにより、体が「動いていい状態」になり、

結果として可動域が広がっていきます。


使えていない筋肉に感覚を入れられる

体が硬い人ほど、

  • どこを動かしているか分からない
  • 力が入りすぎる
  • 無意識に頑張ってしまう

という傾向があります。

ピラティスは、

感覚を取り戻すための運動でもあります。


負荷や可動域を細かく調整できる

特にマシンピラティスでは、

  • 動く範囲
  • サポート量
  • 負荷の強さ

をその人に合わせて調整できます。

だからこそ、

体が硬い人でも無理なく、安全に続けられます。


ストレッチやヨガでうまくいかなかった人ほど変化しやすい理由

「ストレッチを頑張っても変わらなかった」

「ヨガがきつくて続かなかった」

そんな方ほど、ピラティスで変化を感じやすい傾向があります。

理由はシンプルで、

  • 伸ばす前に整える
  • 使える状態を作ってから動かす

という順番が守られているからです。


「体が硬いまま」ピラティスを始めても大丈夫?

結論から言うと、まったく問題ありません

むしろ、

  • 変化が分かりやすい
  • 呼吸や姿勢の変化を実感しやすい

というメリットがあります。

大切なのは、

「柔らかくなってから始める」ことではなく、

正しいプロセスで始めることです。


理学療法士が考える「体が硬い人の正しい始め方」

体が硬い人ほど、最初に大切なのは

  • 柔軟性 → ❌
  • 正しい感覚 → ⭕️

です。

呼吸・姿勢・動きの順番を整えることで、

体は自然に変わっていきます。


体が硬いことは「不利」ではなく「スタート地点」

体が硬いのは、

「体がダメ」なのではありません。

今までの生活の中で、

そうならざるを得なかった状態なだけです。

だからこそ、

  • 何が起きているかを知る
  • 正しい方法で体を使い直す

この2つがそろえば、体はきちんと応えてくれます。

「自分の体でも大丈夫かな?」

そう感じている方こそ、

まずは体を知るところから始めてみてください。

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