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コラム

2025.12.27

頭を揉んでも治らない頭痛の正体|猫背と首に起きている誤解

頭を揉んでも治らない頭痛に悩んでいませんか?

「頭が重い」「こめかみがズーンとする」

そんな頭痛が続くと、とりあえず頭や首を揉んでしまう方は多いと思います。

実際、

・マッサージを受ける

・首や頭をほぐす

・ストレッチをする

これで一時的に楽になることもあります。

けれど、

  • その場では軽くなるのに、すぐ戻る
  • 何年も頭痛を繰り返している
  • 薬やマッサージが手放せない

こうした状態が続いているなら、

原因は「頭」そのものではない可能性が高いです。


多くの人が勘違いしている「頭痛の原因」

頭痛があると、

「首が凝っているから」

「血行が悪いから」

と考えがちです。

もちろん、首や頭の筋肉が硬くなっているケースは多くあります。

ただし重要なのは、

首の筋肉が原因なのか

それとも“結果”なのか

という視点です。

実際の現場では、

首や後頭部をいくら緩めても頭痛が改善しない方の多くに、

共通する体の特徴があります。

それが、猫背による頭の位置の崩れです。


猫背になると首と頭に何が起きているのか

頭が前に出ることで首にかかる負担は何倍にもなる

人の頭の重さは、およそ 4〜6kg

本来は、この重さを背骨全体で支える設計になっています。

しかし猫背になると、

  • 頭が体より前に出る
  • 首だけで頭を支える状態になる

その結果、

首の筋肉には何倍もの持続的な負担がかかります。

僧帽筋・後頭下筋群に起こる持続的ストレス

特に負担が集中しやすいのが、

  • 僧帽筋(首〜肩の大きな筋肉)
  • 後頭下筋群(首の付け根の深い筋肉)

これらは、頭の位置を微調整するための筋肉です。

猫背で頭が前に出た状態では、

これらの筋肉が休むことなく働き続けることになります。


なぜ猫背だと頭痛が慢性化しやすいのか

首の筋肉が「力を抜けない状態」になる

後頭下筋群は、

筋紡錘(きんぼうすい)と呼ばれるセンサーが非常に多い筋肉です。

このセンサーは、

  • 頭の位置
  • 首の角度
  • バランス

を脳に伝える重要な役割を持っています。

ところが、猫背で首に負担がかかり続けると、

  • センサーが常に刺激される
  • 正常な感覚が鈍くなる
  • 首を緩める指令が出にくくなる

という状態になります。

これが、

首を揉んでもすぐ戻る頭痛の正体です。

血流が悪くなりやすい姿勢が固定される

首の深部筋が緊張し続けると、

  • 血管が圧迫されやすくなる
  • 頭部への血流が滞りやすくなる

結果として、

  • ズーンと重い頭痛
  • 夕方に強くなる頭痛
  • 目の疲れを伴う頭痛

につながりやすくなります。


マッサージやストレッチで改善しきれない理由

マッサージやストレッチは、

**「今ある緊張を緩める」**ことには有効です。

ただし、

  • 頭の位置
  • 背骨のカーブ
  • 骨盤の傾き

が変わらなければ、

体はまた同じ負担のかかる姿勢に戻ります。

つまり、

筋肉を緩めても

姿勢が変わらなければ

原因は残ったまま

という状態です。


頭痛改善に必要なのは「首」ではなく「姿勢の再学習」

頭痛を根本から改善するために必要なのは、

首を一生懸命ほぐすことではありません。

重要なのは、

  • 頭を正しい位置で支えられること
  • 首に力を入れなくても姿勢を保てること

です。

そのためには、

  • 骨盤と背骨の位置関係
  • 体幹の安定性
  • 呼吸による内側からの支え

といった、姿勢の再学習が欠かせません。


猫背を整えることで頭痛が変わる理由

猫背が整うと、

  • 頭の重さを首だけで支えなくてよくなる
  • 首の筋肉が過剰に働かなくなる
  • 血流が回復しやすくなる

という変化が起こります。

実際、

「頭痛が減った」

「薬を飲む回数が減った」

と感じる方の多くは、

首を触っていないのに変化が出ています


「頭痛が続いている人」ほど見直してほしいポイント

  • デスクワークやスマホ時間が長い
  • 頭が前に出ている自覚がない
  • 正しい姿勢がどれか分からない

こうした方ほど、

すでに姿勢の感覚がズレている可能性があります。

これは意識や気合の問題ではありません。

体の使い方が、

長年の生活で“そう学習されてしまった”結果です。


頭痛を根本から改善したい方へ

頭痛は、

「頭が悪い」「首が弱い」から起こるものではありません。

多くの場合、

猫背によって

頭を支える仕組みが崩れている

ただそれだけです。

その場しのぎではなく、

戻らない体を作りたいと感じている方は、

一度、

「首」ではなく「姿勢」から見直してみてください。

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