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頭を揉んでも治らない頭痛に悩んでいませんか?
「頭が重い」「こめかみがズーンとする」
そんな頭痛が続くと、とりあえず頭や首を揉んでしまう方は多いと思います。
実際、
・マッサージを受ける
・首や頭をほぐす
・ストレッチをする
これで一時的に楽になることもあります。
けれど、
- その場では軽くなるのに、すぐ戻る
- 何年も頭痛を繰り返している
- 薬やマッサージが手放せない
こうした状態が続いているなら、
原因は「頭」そのものではない可能性が高いです。
多くの人が勘違いしている「頭痛の原因」
頭痛があると、
「首が凝っているから」
「血行が悪いから」
と考えがちです。
もちろん、首や頭の筋肉が硬くなっているケースは多くあります。
ただし重要なのは、
首の筋肉が原因なのか
それとも“結果”なのか
という視点です。
実際の現場では、
首や後頭部をいくら緩めても頭痛が改善しない方の多くに、
共通する体の特徴があります。
それが、猫背による頭の位置の崩れです。
猫背になると首と頭に何が起きているのか
頭が前に出ることで首にかかる負担は何倍にもなる
人の頭の重さは、およそ 4〜6kg。
本来は、この重さを背骨全体で支える設計になっています。
しかし猫背になると、
- 頭が体より前に出る
- 首だけで頭を支える状態になる
その結果、
首の筋肉には何倍もの持続的な負担がかかります。
僧帽筋・後頭下筋群に起こる持続的ストレス
特に負担が集中しやすいのが、
- 僧帽筋(首〜肩の大きな筋肉)
- 後頭下筋群(首の付け根の深い筋肉)
これらは、頭の位置を微調整するための筋肉です。
猫背で頭が前に出た状態では、
これらの筋肉が休むことなく働き続けることになります。
なぜ猫背だと頭痛が慢性化しやすいのか
首の筋肉が「力を抜けない状態」になる
後頭下筋群は、
筋紡錘(きんぼうすい)と呼ばれるセンサーが非常に多い筋肉です。
このセンサーは、
- 頭の位置
- 首の角度
- バランス
を脳に伝える重要な役割を持っています。
ところが、猫背で首に負担がかかり続けると、
- センサーが常に刺激される
- 正常な感覚が鈍くなる
- 首を緩める指令が出にくくなる
という状態になります。
これが、
首を揉んでもすぐ戻る頭痛の正体です。
血流が悪くなりやすい姿勢が固定される
首の深部筋が緊張し続けると、
- 血管が圧迫されやすくなる
- 頭部への血流が滞りやすくなる
結果として、
- ズーンと重い頭痛
- 夕方に強くなる頭痛
- 目の疲れを伴う頭痛
につながりやすくなります。
マッサージやストレッチで改善しきれない理由
マッサージやストレッチは、
**「今ある緊張を緩める」**ことには有効です。
ただし、
- 頭の位置
- 背骨のカーブ
- 骨盤の傾き
が変わらなければ、
体はまた同じ負担のかかる姿勢に戻ります。
つまり、
筋肉を緩めても
姿勢が変わらなければ
原因は残ったまま
という状態です。
頭痛改善に必要なのは「首」ではなく「姿勢の再学習」
頭痛を根本から改善するために必要なのは、
首を一生懸命ほぐすことではありません。
重要なのは、
- 頭を正しい位置で支えられること
- 首に力を入れなくても姿勢を保てること
です。
そのためには、
- 骨盤と背骨の位置関係
- 体幹の安定性
- 呼吸による内側からの支え
といった、姿勢の再学習が欠かせません。
猫背を整えることで頭痛が変わる理由
猫背が整うと、
- 頭の重さを首だけで支えなくてよくなる
- 首の筋肉が過剰に働かなくなる
- 血流が回復しやすくなる
という変化が起こります。
実際、
「頭痛が減った」
「薬を飲む回数が減った」
と感じる方の多くは、
首を触っていないのに変化が出ています。
「頭痛が続いている人」ほど見直してほしいポイント
- デスクワークやスマホ時間が長い
- 頭が前に出ている自覚がない
- 正しい姿勢がどれか分からない
こうした方ほど、
すでに姿勢の感覚がズレている可能性があります。
これは意識や気合の問題ではありません。
体の使い方が、
長年の生活で“そう学習されてしまった”結果です。
頭痛を根本から改善したい方へ
頭痛は、
「頭が悪い」「首が弱い」から起こるものではありません。
多くの場合、
猫背によって
頭を支える仕組みが崩れている
ただそれだけです。
その場しのぎではなく、
戻らない体を作りたいと感じている方は、
一度、
「首」ではなく「姿勢」から見直してみてください。
