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坐骨神経痛が「なかなか治らない」人に共通する特徴
坐骨神経痛で悩んでいる方の多くが、こんな経験をしています。
- マッサージや整体に行くと一時的に楽になる
- でも数日〜数週間で元に戻ってしまう
- 病院では「様子を見ましょう」と言われたまま変わらない
実際のレッスン現場でも、「何年も坐骨神経痛が続いている」という方は少なくありません。
その多くに共通しているのは、
痛みの原因を“神経そのもの”だけで捉えてしまっていることです。
坐骨神経痛は、単に神経が悪いのではなく、
神経にストレスがかかる体の使い方や動きのクセが背景にあります。
坐骨神経痛の多くは「神経の滑りの悪さ」が関係している
坐骨神経は「引っ張られる神経」ではなく「滑る神経」
坐骨神経は、背骨(脊髄)からお尻・太もも・ふくらはぎへと伸びる長い神経です。
この神経は、本来「ピンと張った状態」ではなく、
体の動きに合わせて周囲で滑りながら動く構造になっています。
しかし、
- 周囲の筋肉が硬くなっている
- 動く範囲が極端に少ない
- 同じ姿勢が続いている
こうした状態が続くと、神経の滑走性が低下します。
神経の滑走性が低下すると痛みが出やすくなる理由
神経が滑れなくなると、
動くたびに神経が引っ張られたり、摩擦ストレスを受けやすくなります。
これが、
- お尻から脚にかけての痛み
- しびれ
- 動くと悪化する違和感
につながっているケースは、実際のレッスンでも非常に多いです。
脊髄と坐骨神経はつながっている|背骨の動きが重要な理由
脊髄の動きが悪いと坐骨神経も動けなくなる
坐骨神経は、脊髄から直接つながっています。
つまり、背骨全体の動きが悪くなると、坐骨神経の動きも制限されるのです。
特に、
- 背骨が固まって動かない
- 腰だけが過剰に動いている
このような状態では、神経にストレスが集中しやすくなります。
腰だけを見ていて改善しないケースが多い理由
「坐骨神経痛=腰の問題」と考え、
腰だけをマッサージしたり、腰だけを動かしても改善しない理由はここにあります。
実際には、
- 背骨全体の連動
- 股関節との役割分担
が崩れていることがほとんどです。
坐骨神経痛の人に多い「筋肉が硬くて、弱い」状態
硬い筋肉ほど、実はうまく使えていない
坐骨神経痛が長引いている方の筋肉を見ていると、
硬いのに弱いという特徴がよく見られます。
特に、
- お尻の筋肉
- 太ももの裏
- 股関節周囲の筋肉
は、柔軟性も筋力も低下していることが多いです。
柔軟性と筋力を同時に取り戻す必要がある理由
「硬いからストレッチだけ」
「弱いから鍛えるだけ」
では、改善しにくいのが坐骨神経痛の特徴です。
動かせる範囲で、正しく使える筋肉に戻すことが重要になります。
坐骨神経周囲の筋肉が硬くなると起きる悪循環
筋肉の伸び縮みができない状態とは
坐骨神経痛の方は、
神経の周囲にある筋肉がガチガチに緊張していることが多く、
- 伸びない
- 縮まらない
- 力を抜けない
という状態になっています。
癒着と動きの悪さが神経ストレスを増やす仕組み
動かない状態が続くと、
筋肉と神経の間の滑走がさらに悪くなり、
神経への摩擦ストレスが増えていきます。
そのため、
適切に動かしていくこと自体が、症状改善につながるケースが非常に多いのです。
ヘルニアと坐骨神経痛|「腰で動くクセ」が症状を悪化させる
本来は股関節で動くべき場面で腰が頑張ってしまう
ヘルニアを伴う坐骨神経痛の方ほど、
- 前屈
- 立ち上がり
- 歩行
などの日常動作を、
股関節ではなく腰椎主導で行っていることが多く見られます。
症状が強い人ほど、間違った運動パターンが定着している
痛みを避けるために無意識に作られた動きが、
結果的に腰への負担を増やし、症状を長引かせてしまうのです。
坐骨神経痛の改善にピラティスが有効な理由
股関節主導の動きを再学習できる
ピラティスでは、
- 背骨を守りながら
- 股関節を中心に動く
という動作パターンを安全に学ぶことができます。
神経にストレスをかけない体の使い方を身につけられる
正しい動きを繰り返すことで、
- 神経の滑走が改善
- 筋肉の過剰緊張が減少
し、症状が徐々に落ち着いていくケースが多いです。
最初は正しく動けなくて当たり前|理学療法士が見るポイント
動作分析で「どこに負担がかかっているか」を見抜く
坐骨神経痛の方は、
最初から正しく動けることはほとんどありません。
だからこそ、
- どこで代償しているか
- どこに負担が集中しているか
を細かく分析することが重要です。
正しい動きに導くことで神経ストレスは減っていく
動きが変わることで、
坐骨神経へのストレスは確実に減っていきます。
坐骨神経痛が長引く人ほど「放置されている筋肉」がある
硬いままの筋肉が症状を引きずる理由
「痛いから動かさない」状態が続くと、
筋肉はさらに硬くなり、症状を引きずりやすくなります。
改善には継続したストレッチとトレーニングが不可欠
一時的なケアではなく、
体の使い方を変えるための継続的な取り組みが必要です。
マッサージで戻る人・良くなる人の決定的な違い
体の使い方が変わらなければ、症状は繰り返す
マッサージで楽になっても、
動きが変わらなければ、坐骨神経へのストレスは元通りです。
坐骨神経にストレスをかけない動きへ変えることが本質
改善の本質は、
神経に優しい体の使い方を身につけることです。
まとめ|坐骨神経痛は「体の使い方」を変えることで改善していく
坐骨神経痛は、
- 神経
- 筋肉
- 動き
がすべて関係しています。
症状が長引いている方ほど、
「どこが悪いか」ではなく
「どう使っているか」を見直すことが、改善への近道になります。
名古屋で坐骨神経痛に悩み続けている方にとって、
この記事が一つの判断材料になれば幸いです。
