「猫背をどうにかしたいけど、何回くらい通えばいいんだろう?」
「通い始めたら、ずっと続けなきゃいけないのかな…」
体験前の方から、ほぼ必ず聞かれる質問です。
結論からお伝えすると、
猫背改善に必要な回数や期間は、人によって異なります。
ただし、「まったく分からない」「やってみないと不明」という話でもありません。
臨床現場で多くの方を見てきた中で、
変化が起こりやすい流れや目安は、ある程度共通しています。
この記事では、
- どれくらいで変化を感じる人が多いのか
- なぜ個人差が出るのか
- 「ずっと通う必要があるのか」という不安について
理学療法士の視点から、正直にお話しします。
CONTENTS
結論|猫背改善に必要な回数は「人によって違う」
まず大前提としてお伝えしたいのは、
猫背改善に「○回で必ず治る」という正解はないということです。
なぜなら猫背は、
- 筋肉の問題だけでなく
- 呼吸のクセ
- 体の支え方
- 日常動作の積み重ね
によって作られている状態だからです。
ただし、
「いつまでも変わらない」「先が見えない」というものでもありません。
多くの方に共通する変化の段階があります。
多くの人が最初に感じる変化とは?
早い人が1〜3回で感じる変化
個人差はありますが、
比較的早い段階で多くの方が感じるのが、次のような変化です。
- 呼吸が楽になった
- 肩や首の力が抜けた感じがする
- 姿勢を意識しなくても体が楽
この段階でよく言われるのが、
「姿勢が良くなったというより、楽になった」
という言葉です。
この段階で起こっている体の中の変化
実はこの時点では、
見た目が劇的に変わっているわけではありません。
起きているのは、
- 呼吸が入りやすくなった
- 体幹が内側から少し支えられ始めた
- 無意識の力みが抜けた
という「土台」の変化です。
猫背改善では、この段階がとても重要です。
見た目や姿勢が安定してくるまでの目安
4〜8回前後で起こりやすい変化
継続して通われている方では、
- 写真で姿勢の違いが分かる
- 気づくと猫背に戻りにくくなっている
- 周囲から「姿勢よくなった?」と言われる
といった変化が出てくることが多いです。
なぜこの時期に変化が定着しやすいのか
この頃になると、
- 呼吸
- 体幹の安定
- 肩甲骨の位置
が「別々」ではなく、同時に機能し始めます。
つまり、
姿勢を
「頑張って作る」ものから
「自然に保てる」ものへ
変わっていくタイミングです。
通う期間が長くなりやすい人の特徴
猫背が慢性化しているケース
- デスクワーク歴が長い
- 長年の肩こり・首こりがある
- これまで我慢してきた期間が長い
こうした方は、
体のクセが深く染み込んでいる分、少し時間が必要なことがあります。
姿勢を「力で直そう」としてきた人
- 胸を張る
- 背筋を伸ばす
- 腹筋に力を入れる
これを長く続けてきた方ほど、
「正しい姿勢=頑張るもの」になっています。
この場合、
まずは力を抜くところから再学習する必要があります。
時間がかかる=悪い、ではありません。
遠回りしてきた分、整える順番が大切になるだけです。
「ずっと通わないといけない?」という不安について
これは正直にお伝えします。
一生通い続ける前提ではありません。
目指しているのは、
- 通わなくても戻りにくい体
- 日常で自分で保てる状態
です。
多くの方は、
- 最初は少し詰めて通う
- 体が安定してきたら間隔を空ける
- 最終的にメンテナンス的な関わりになる
という流れになります。
猫背改善で大切なのは「回数」より「順番」
実際の現場でよく見るのが、
- いきなり鍛える
- いきなり姿勢を正す
- いきなりストレッチだけする
というケースです。
猫背改善には、
必ず「整える順番」があります。
この順番を間違えると、
- 頑張っているのに変わらない
- 一時的に良くなっても戻る
という状態になりやすくなります。
猫背がなぜストレッチだけでは治りにくいのか、
どこから整えるべきなのかについては、
こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 猫背の原因と正しい改善方法|ストレッチだけでは治らない理由を理学療法士が解説
まずは体験で分かること
体験1回で分かる3つのこと
初回の体験では、
- 今の猫背タイプ
- どこが使えていないのか
- どれくらいのペースが合いそうか
が、かなり具体的に見えてきます。
「通うかどうか」はその後でOK
体験は、
- 無理に通うためのもの
- 決断を迫られる場
ではありません。
「自分の体は今どうなっているのか」を
知るための時間です。
まとめ|迷っているなら、まずは知るところから
猫背改善に、
- 決まった回数
- 魔法の方法
はありません。
でも、
- 遠回りしない考え方
- 正しい順番
は確実に存在します。
「いろいろ試したけど変わらなかった」
「自分は重症かもしれない」
そう感じている方ほど、
まずは今の状態を知ることが、改善への近道になります。
無理に決めなくて大丈夫です。
一度、体の声を聞くところから始めてみてください。
