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コラム

2025.12.27

運動が苦手な人ほどピラティスが向いている理由|理学療法士が解説

「運動が苦手で続いたことがない」

「体力に自信がなくて、ジムや運動は不安」

そんな理由で、運動を始めること自体をためらっている方は少なくありません。

でも、臨床で多くの方の体を見ていると、

運動が苦手な人ほど、ピラティスが合うケースはとても多いと感じます。

それは、ピラティスが

「頑張れる人のための運動」ではなく、

体の使い方を一から学ぶための運動だからです。


なぜ「運動が苦手」と感じてしまうのか

運動が苦手だと感じている方の多くは、

体力がないからでも、センスがないからでもありません。

多くの場合、

  • 学校体育でうまくできなかった経験
  • 周りと比べられた記憶
  • 「できない=向いていない」と思い込んだまま大人になった

こうした過去の経験が、苦手意識を作っています。

実際には、

「正しい体の使い方」を教わる機会がなかっただけ

というケースが非常に多いのです。


運動が苦手な人に多い体の特徴

正しい体の使い方を学ぶ機会がなかった

運動が苦手な方ほど、

「どこに力を入れればいいのか分からない」

「動いているのに効いている感じがしない」

と感じやすい傾向があります。

これは、筋力不足というより

体をどう使えばいいか分からない状態です。

無駄な力が入りやすく、すぐ疲れてしまう

力の入れ方が分からないと、

必要以上に肩や首、腰に力が入りやすくなります。

その結果、

  • 少し動いただけで疲れる
  • 運動=しんどいもの、という印象が強くなる

という悪循環が起こります。

「感覚」がつかみにくくなっている

長く運動から離れていると、

自分の体の位置や動きを感じ取る感覚が鈍くなります。

そのため、

「正しい姿勢」「正しい動き」が分からず、

何をしても自信が持てなくなってしまいます。


一般的な運動が続きにくい理由

多くの運動は、

  • 負荷が最初から一定
  • できる前提で進む
  • フォームの細かい修正が少ない

という特徴があります。

運動が苦手な人にとっては、

「できない状態から始める余地がない」

「ついていけないと置いていかれる」

と感じやすく、

続ける前に心が折れてしまうことも少なくありません。


ピラティスが運動が苦手な人に向いている理由

負荷を細かく調整できる

ピラティスは、

強度・回数・動きの大きさを細かく調整できます。

「今日はここまででOK」

「今はこのレベルで十分」

というように、

その人の体に合わせて進められる運動です。

「正しく動く感覚」から身につけられる

ピラティスでは、

「頑張る」よりも

「どう動いているか」を大切にします。

そのため、

  • 力を入れすぎない
  • 必要なところだけを使う
  • 体の変化に気づける

といった感覚が、少しずつ育っていきます。

できない動きを無理にやらせない

できない動きを無理に続けると、

体は防御反応を起こし、余計に動きにくくなります。

ピラティスでは、

「できない動き」は分解して、

できる形にしてから再教育していきます。

比較や競争がない運動である

ピラティスは、

他人と比べる運動ではありません。

自分の体と向き合い、

昨日より少し分かるようになる。

その積み重ねが、

自然と自信につながっていきます。


ピラティスは「体力づくり」より先にやる運動

多くの方が

「体力をつけてから運動しよう」

と考えますが、順番は逆です。

まず必要なのは、

  • 正しい姿勢
  • 正しい呼吸
  • 正しい体の使い方

体をコントロールできるようになることで、

結果として体力がつき、疲れにくくなります。


「運動が苦手=変われない」ではない

運動が苦手なのは、

あなたの体が悪いわけでも、

努力が足りないわけでもありません。

ただ、

正しい順序で体を学んでこなかっただけ

それだけのことがほとんどです。

実際、

「運動は苦手だと思っていました」

という方ほど、ピラティスで変化を感じやすいケースも多くあります。


運動が苦手な人ほど、最初の環境が大切

マンツーマンであることの意味

運動が苦手な方ほど、

「今の動きで合っているのか分からない」

という不安を抱えやすいです。

マンツーマンでは、

その場で修正し、安心しながら進められます。

「できた」を積み重ねられる環境

小さな成功体験を積み重ねることで、

  • 運動への苦手意識が薄れる
  • 自分の体に興味が持てる
  • 続けることが怖くなくなる

という変化が生まれます。


運動が苦手でも大丈夫。まずは体を知るところから

最初から頑張る必要はありません。

大切なのは、

  • 今の自分の体を知ること
  • どこが使えていないのかを理解すること

そこから始めれば、

運動は「苦手なもの」ではなく

自分を整える手段に変わっていきます。

「運動が苦手だからこそ、ピラティス」

そう感じてもらえたら嬉しいです。

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