「運動が苦手で続いたことがない」
「体力に自信がなくて、ジムや運動は不安」
そんな理由で、運動を始めること自体をためらっている方は少なくありません。
でも、臨床で多くの方の体を見ていると、
運動が苦手な人ほど、ピラティスが合うケースはとても多いと感じます。
それは、ピラティスが
「頑張れる人のための運動」ではなく、
体の使い方を一から学ぶための運動だからです。
CONTENTS
なぜ「運動が苦手」と感じてしまうのか
運動が苦手だと感じている方の多くは、
体力がないからでも、センスがないからでもありません。
多くの場合、
- 学校体育でうまくできなかった経験
- 周りと比べられた記憶
- 「できない=向いていない」と思い込んだまま大人になった
こうした過去の経験が、苦手意識を作っています。
実際には、
「正しい体の使い方」を教わる機会がなかっただけ
というケースが非常に多いのです。
運動が苦手な人に多い体の特徴
正しい体の使い方を学ぶ機会がなかった
運動が苦手な方ほど、
「どこに力を入れればいいのか分からない」
「動いているのに効いている感じがしない」
と感じやすい傾向があります。
これは、筋力不足というより
体をどう使えばいいか分からない状態です。
無駄な力が入りやすく、すぐ疲れてしまう
力の入れ方が分からないと、
必要以上に肩や首、腰に力が入りやすくなります。
その結果、
- 少し動いただけで疲れる
- 運動=しんどいもの、という印象が強くなる
という悪循環が起こります。
「感覚」がつかみにくくなっている
長く運動から離れていると、
自分の体の位置や動きを感じ取る感覚が鈍くなります。
そのため、
「正しい姿勢」「正しい動き」が分からず、
何をしても自信が持てなくなってしまいます。
一般的な運動が続きにくい理由
多くの運動は、
- 負荷が最初から一定
- できる前提で進む
- フォームの細かい修正が少ない
という特徴があります。
運動が苦手な人にとっては、
「できない状態から始める余地がない」
「ついていけないと置いていかれる」
と感じやすく、
続ける前に心が折れてしまうことも少なくありません。
ピラティスが運動が苦手な人に向いている理由
負荷を細かく調整できる
ピラティスは、
強度・回数・動きの大きさを細かく調整できます。
「今日はここまででOK」
「今はこのレベルで十分」
というように、
その人の体に合わせて進められる運動です。
「正しく動く感覚」から身につけられる
ピラティスでは、
「頑張る」よりも
「どう動いているか」を大切にします。
そのため、
- 力を入れすぎない
- 必要なところだけを使う
- 体の変化に気づける
といった感覚が、少しずつ育っていきます。
できない動きを無理にやらせない
できない動きを無理に続けると、
体は防御反応を起こし、余計に動きにくくなります。
ピラティスでは、
「できない動き」は分解して、
できる形にしてから再教育していきます。
比較や競争がない運動である
ピラティスは、
他人と比べる運動ではありません。
自分の体と向き合い、
昨日より少し分かるようになる。
その積み重ねが、
自然と自信につながっていきます。
ピラティスは「体力づくり」より先にやる運動
多くの方が
「体力をつけてから運動しよう」
と考えますが、順番は逆です。
まず必要なのは、
- 正しい姿勢
- 正しい呼吸
- 正しい体の使い方
体をコントロールできるようになることで、
結果として体力がつき、疲れにくくなります。
「運動が苦手=変われない」ではない
運動が苦手なのは、
あなたの体が悪いわけでも、
努力が足りないわけでもありません。
ただ、
正しい順序で体を学んでこなかっただけ
それだけのことがほとんどです。
実際、
「運動は苦手だと思っていました」
という方ほど、ピラティスで変化を感じやすいケースも多くあります。
運動が苦手な人ほど、最初の環境が大切
マンツーマンであることの意味
運動が苦手な方ほど、
「今の動きで合っているのか分からない」
という不安を抱えやすいです。
マンツーマンでは、
その場で修正し、安心しながら進められます。
「できた」を積み重ねられる環境
小さな成功体験を積み重ねることで、
- 運動への苦手意識が薄れる
- 自分の体に興味が持てる
- 続けることが怖くなくなる
という変化が生まれます。
運動が苦手でも大丈夫。まずは体を知るところから
最初から頑張る必要はありません。
大切なのは、
- 今の自分の体を知ること
- どこが使えていないのかを理解すること
そこから始めれば、
運動は「苦手なもの」ではなく
自分を整える手段に変わっていきます。
「運動が苦手だからこそ、ピラティス」
そう感じてもらえたら嬉しいです。
