「猫背を治したいけど、ピラティスって何回くらい通えばいいの?」
これは体験前に、ほぼ全員が感じている疑問です。
そして同時に、
- ずっと通い続けないといけないの?
- 思ったより回数が多かったらどうしよう
- 本当に自分でも変われるのかな
そんな不安も一緒に抱えている方がほとんどです。
この記事では、
理学療法士の視点から、猫背改善に必要な回数の「現実的な目安」と考え方を、正直にお伝えします。
CONTENTS
なぜ「何回通えばいいのか」が分からなくて不安になるのか
ネットやSNSを見ると、
- 「3回で変わった」
- 「10回で姿勢が安定した」
- 「半年は必要」
など、答えはバラバラです。
これは誰かが嘘をついているわけではなく、
猫背の状態・生活習慣・体の使い方が人によってまったく違うからです。
猫背は単なる姿勢の形ではなく、
- 呼吸の使い方
- 体幹の安定性
- 日常動作のクセ
が複雑に絡み合った「状態」です。
そのため、「◯回で必ず治る」と一律で言い切ることは、実はとても危険なのです。
結論|ピラティスで猫背の変化を感じ始める回数の目安
結論からお伝えします。
多くの方が変化を感じ始める目安は、
- 数回〜5回前後: 呼吸がしやすい、肩が軽い、立っていて楽
- 8〜12回前後: 姿勢が崩れにくい、周りに「姿勢良くなった?」と言われる
- その後: 日常で意識しなくても戻りにくくなる
という流れになることが多いです。
ただしこれは「平均的な目安」であって、
回数が少なく済む人もいれば、もう少し時間がかかる人もいます。
段階別に見る|猫背改善のリアルな変化ステップ
最初の数回で起こる「感覚の変化」
最初に起こるのは、見た目の変化よりも感覚の変化です。
- 呼吸が深く入る
- 肩や首の力が抜ける
- 立ったときに体が軽い
この段階では、まだ猫背が完全に治ったわけではありません。
ただ、「正しい姿勢ってこういう感じかも」という感覚が入り始めます。
数週間で起こる「動き方の変化」
回数を重ねると、
- 座り方
- 立ち上がり方
- 肩や首の使い方
が少しずつ変わってきます。
ここで初めて、
姿勢を“作る”のではなく、“保てる”感覚が育ち始めます。
定着期に起こる「戻りにくさの変化」
さらに進むと、
- 気づいたら猫背になっている時間が減る
- 疲れたときも崩れにくい
- 元に戻してもすぐ楽な姿勢に戻れる
といった変化が出てきます。
ここまでくると、
「一生通わないとダメ」という状態ではなくなってきます。
「回数が増える人・減る人」の決定的な違い
猫背改善にかかる回数は、努力量よりも生活背景に左右されます。
回数が増えやすい人の特徴
- デスクワークが長時間
- 1日ほとんど同じ姿勢で過ごしている
- 自分の姿勢のクセが分からない
回数が比較的少なく済む人の特徴
- 日常で体を動かす時間がある
- 姿勢のクセを理解しながら取り組める
- レッスン内容を生活に少し取り入れられる
つまり、
「回数=頑張り度」ではありません。
猫背改善は「通った回数」より「中身」で決まる
同じ10回でも、
- 評価があるか
- 呼吸が使えているか
- どの筋肉をどう使うか理解できているか
で、結果は大きく変わります。
ただ運動するだけでは、
猫背はその場では良くなっても、日常で戻ってしまいます。
猫背改善に必要なのは、
- 正しい位置を知る
- その位置で動ける
- 日常で再現できる
この「再学習」のプロセスです。
ずっと通い続けないとダメ?よくある誤解
よく聞かれるのが、
「一度良くなっても、やめたら戻りますよね?」
という質問です。
結論から言うと、
正しい使い方が身につけば、通い続けなくても維持は可能です。
もちろん、
- 忙しい時期
- 体調や生活が変わったとき
にメンテナンスとして通う方もいますが、
「一生通わされる」ものではありません。
理学療法士が考える、無理のない通い方の考え方
おすすめなのは、
- 最初は少し詰めて通う
- 体の感覚が入ってきたら間隔を空ける
- 必要に応じてメンテナンス
という考え方です。
短期集中が合う人もいれば、
月1〜2回ペースが合う人もいます。
大切なのは、
自分の体に合ったペースを知ることです。
迷っている方へ|まずは体験で確認してほしいこと
「結局、自分は何回通えばいいんだろう?」
その答えは、
実際に体を見てみないと分かりません。
体験では、
- 今の猫背のタイプ
- なぜ今まで治らなかったのか
- どれくらいのペースが現実的か
を整理することができます。
回数を決める前に、
まずは自分の体の現在地を知ること。
それが、遠回りしない一番の近道です。
