姿勢改善に必要な3つの視点｜名古屋・栄・矢場町のピラティススタジオが教える “整う習慣”
姿勢をよくしたい。
そんなとき、「とりあえず筋トレかな？」と思っていませんか？
でも実は、筋肉だけでは、姿勢は変わらないんです。
整った姿勢に必要なのは、この3つのバランス：
・骨のゆがみ（＝姿勢の“土台”）
・筋肉のはたらき（＝土台を支える“柱”）
・体の感覚（＝まっすぐを感じ取る“センサー”）
どれかひとつでも欠けると、見た目も体調もすぐに崩れてしまいます。
たとえば、
「整体に行っても、すぐ戻ってしまう…」
「ストレッチしても、猫背が治らない…」
そんな経験、ありませんか？
それは、“体の使い方”や“感覚”まで整っていないからかもしれません。
この記事では、科学的な根拠や実践経験をもとに、**姿勢改善に本当に必要な「3つの視点」**を、分かりやすく解説していきます。
姿勢改善に必要な「3つの視点」とは？
整った姿勢をつくるには、次の3つをバランスよく整えることが欠かせません。
・🧱 骨のゆがみを整える（＝姿勢の“土台”）
・💪 インナーマッスルを鍛える
（＝土台を支える“柱”）
・🧠 体の感覚を整える
（＝まっすぐを感じ取る“センサー”）
この3つはお互いに支え合っていて、
どれかひとつが欠けても、“自然で心地よい姿勢”は長続きしません。
でも、逆にいえば——
**この3つがそろえば、がんばらなくてもキープできる「本物の姿勢」**が手に入ります。
① 骨格のゆがみを整える｜まずは“姿勢の土台”を見直す
骨格のゆがみがもたらす悪循環
人の身体は「骨格」という構造の上に成り立っています。
その骨格がゆがめば、当然その上にある筋肉や内臓もバランスを崩し、
・肩こり
・腰痛
・首の詰まり感
・猫背や反り腰
といった不調に繋がりやすくなります。
多い歪みパターンとその原因
特に多いのが、こんなパターン：
・骨盤の前傾・後傾
・背骨のS字カーブの崩れ
（猫背・フラットバック・反り腰）
・肋骨の開き
これらは
これらは、デスクワーク・スマホ姿勢・片足重心・足を組むクセなど、
日常の無意識な動作の積み重ねで起こることが多いです。
ピラティスで整える理由
ピラティスでは、呼吸とともに骨盤や背骨を意識しながら動きます。
無理に矯正するのではなく、
「本来あるべき位置」に自然と戻していくことができるのです。
その結果、肩こりや腰の不調の改善にもつながっていきます。
📚 参考文献：
② インナーマッスルを鍛える｜姿勢保持の要となる筋肉とは？
インナーマッスルがカギになる理由
「筋肉を鍛える」と聞くと、腹筋やスクワットを思い浮かべる方も多いですが、
姿勢をキープするために大切なのは、インナーマッスル”という内側の筋肉たち。
特に重要なのが、この4つの筋肉：
- 多裂筋：背骨を細かく支え、姿勢の安定に関与
- 横隔膜：呼吸に関わり、体幹の内圧を調整
- 腹横筋：お腹をぐるりと囲む、天然のコルセット
- 骨盤底筋：内臓を下から支え、体幹の安定に貢献
これらは「インナーユニット」と呼ばれ、姿勢・呼吸・内臓の位置・体幹バランスなど、幅広い役割を持っています。
骨盤底筋を意識するメリット
特に女性にとって、骨盤底筋はとても大切。
- 産後の体型変化
- 尿もれ
- 内臓下垂
- 腰痛や姿勢のくずれ
などにも深く関係しています。
ピラティスでは、呼吸や骨盤の動きを通じて骨盤底筋が自然と活性化されるので、
ムリなく「整った姿勢」が育っていきます。
📚 参考文献：
- Kloubec, J. A. (2010). “Pilates for improvement of muscle endurance, flexibility, balance, and posture”
- Bø, K. et al. (2004). “Pelvic floor muscle function and dysfunction”
③ クセを整える｜“いい姿勢”を感覚で身につける方法
「感覚」なくして、姿勢は定着しない
姿勢は、整えた“だけ”ではキープできません。
日常動作で元に戻ってしまうのは、「体の使い方＝感覚」が整っていないから。
姿勢に関わる3つの感覚
たとえば：
・体性感覚：自分の肩がどこにあるか“見なくても分かる”感覚
・深部感覚（固有感覚）：目を閉じても動ける、“筋肉や関節を感じ取る力”
・前庭感覚：重力や揺れに反応して“バランスを取る”感覚
これらを鍛えることで、
「がんばって保つ姿勢」ではなく、
**「自然にキープできる姿勢」**が身につきます。
ピラティスは“感覚統合”のトレーニング
ピラティスでは、
・呼吸を感じながら動く
・骨の位置を丁寧に感じる
・重心の移動を意識する
といった、感覚を研ぎ澄ますトレーニングが自然と行えます。
感覚が整うことで、
- 意識しなくてもラクに保てる姿勢
- 心地よく動ける身体
- 深い呼吸と安定した自律神経
につながっていきます。
姿勢を整えることは、見た目だけでなく、
「心と体の余白」を育てることにもつながっているんです。
📚 参考書籍：
- 吉田直紀（2024）『姿勢のバイブル』メディカル・ケア・サービス
- Proske, U. & Gandevia, S. C. (2012). “The proprioceptive senses: their roles in signaling body shape, body position and movement, and muscle force”
まとめ｜この3つが揃うから、ピラティスは姿勢改善に強い
ピラティスは、姿勢改善に必要な3つの要素を、バランスよく整えることができます。
✅ 骨のゆがみを整える（＝姿勢の“土台”）
✅ インナーマッスルを鍛える（＝土台を支える“柱”）
✅ 体の感覚を研ぎ澄ます（＝まっすぐを感じ取る“センサー”）
この3つを同時に育てることで、
「がんばらなくても整っている」姿勢が、日常に根づいていきます。
その場しのぎではない、一生モノの姿勢を手に入れたい方へ。
ピラティスは、きっとその力になってくれます。
名古屋・栄・矢場町で姿勢を整えたい方へ
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