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その頭痛、肩こりが原因かもしれません
「頭がギューッと締めつけられる感じがする」
「夕方になると頭が重くなる」
「目の奥がズーンと痛い」
こんな頭痛がある場合、実は肩こりが原因になっているケースが少なくありません。
肩や首の筋肉は、重たい頭を常に支えています。
その筋肉がこり固まり、血流が悪くなると、頭へ向かう神経が刺激されて頭痛として現れることがあります。
まずは「頭そのものが悪いのではなく、首や肩の状態が影響している可能性がある」という視点を持つことが大切です。
肩こりから頭痛が起こる仕組み

肩こりから起こる頭痛の多くは、緊張型頭痛と呼ばれます。
仕組みはシンプルです。
- 長時間の同じ姿勢
- スマホやパソコンによる前かがみ姿勢
- ストレスや疲労
こうした状態が続くと、首・肩の筋肉が緊張し続けます。
すると血流が悪くなり、筋肉やその周囲に老廃物がたまりやすくなります。
この状態が続くことで、
「頭が締めつけられるような痛み」
「重くのしかかる感じの頭痛」
が起こりやすくなるのです。
こんな症状があれば要注意
次のような症状が当てはまる場合、肩こり由来の頭痛の可能性があります。
- 頭の両側が締めつけられるように痛い
- ズキズキではなく、重だるい痛み
- 夕方や仕事終わりに悪化する
- 首や肩を動かすと少し楽になる
- 肩や首のこりを強く感じている
※
吐き気が強い、片側だけがズキズキする、光や音がつらい場合は片頭痛の可能性もあります。
症状が強い場合は無理せず医療機関を受診してください。
今すぐできる肩こり由来の頭痛の対処法

「今まさにつらい…」という方は、まずここから試してみてください。
① 肩・首を「温める」
冷えて固まった筋肉は、温めることで血流が改善しやすくなります。
- 蒸しタオルを首の後ろに当てる
- 可能であればぬるめのお風呂に入る
強く揉むよりも、じんわり温める方が安全で効果的です。
② 呼吸を整える
肩こりが強い人ほど、呼吸が浅くなりがちです。
おすすめはこの呼吸。
- 鼻からゆっくり息を吸う
- 口から細く長く吐く
- 吐く時間を吸う時間より長めにする
これを1〜2分行うだけでも、首や肩の力が抜けやすくなります。
③ 長時間同じ姿勢をやめる
どんなに姿勢が良くても、同じ姿勢を続けること自体が負担になります。
- 30〜60分に一度は立ち上がる
- 肩をすくめてストンと落とす
- 首をゆっくり左右に倒す
「動かすこと」自体が、最高の対処法になることも多いです。
④ 無理のないストレッチ
痛みがあるときは、強いストレッチは逆効果です。
ポイントは
痛気持ちいい手前で止めること。
首をゆっくり倒し、
「伸びているな」と感じるところで深呼吸を2〜3回。
これだけでも十分です。
頭痛を繰り返さないための根本対策

一時的に楽になっても、原因がそのままだと頭痛は繰り返します。
姿勢と首・肩の使い方を見直す
- 頭が体より前に出ていないか
- 肩がすくんだまま作業していないか
「頭の位置」と「肩の力み」を意識するだけで、負担は大きく変わります。
デスクワーク・スマホとの付き合い方
- 画面を目の高さに近づける
- 肘や前腕を支える
- スマホを目線まで持ち上げる
首を下げ続けない工夫が、肩こりと頭痛の予防につながります。
睡眠環境(枕・寝姿勢)
朝起きた時から頭が重い場合、枕が合っていない可能性があります。
- 高すぎない
- 首のカーブを支えすぎない
「楽に呼吸できるか」を目安に見直してみてください。
やってはいけないNG対処法
良かれと思ってやっていることが、逆効果になることもあります。
- 強く揉みすぎる
- 痛み止めだけで我慢し続ける
- 痛みを放置する
特に、痛み止めに頼りすぎると「薬による頭痛」を引き起こすこともあります。
病院に行った方がいいケース
次のような場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
- 頭痛がどんどん強くなる
- 手足のしびれやめまいを伴う
- 市販薬が効かない
- 日常生活に支障が出ている
まとめ|肩こりからくる頭痛は「対処の順番」が大切
肩こりからくる頭痛は、
- いきなり強く揉む
- とりあえず薬を飲む
よりも、
- 温める
- 呼吸を整える
- 姿勢と動きを見直す
この順番で整えていくことが大切です。
「頭痛=頭の問題」と思い込まず、
首・肩・姿勢にも目を向けてみてください。
それだけで、頭痛との付き合い方は大きく変わります。
