「猫背が気になる」
「肩こりがずっと取れない」
「姿勢を意識しているつもりなのに、なぜか良くならない」
こうした悩みを抱えている方はとても多いです。
実はその原因、背中ではなく“股関節の奥”にある筋肉かもしれません。
今回は、
たった60分のピラティスで姿勢が大きく変化した実例をもとに、
・なぜ姿勢が崩れていたのか
・どこを修正すると変わったのか
・背中を鍛えるだけでは足りない理由
を、理学療法士の視点でわかりやすく解説します。
CONTENTS
どんな姿勢をとっていたのか?
まずは、レッスン前の姿勢を横から見てみましょう。

この方は、現代人に非常に多い
スウェイバック姿勢と呼ばれる立ち方をしていました。
スウェイバック姿勢とは?
- 骨盤が前方にスライド
- 上半身が後ろにもたれるように立つ
- 一見ラクそうだが、体には負担が大きい姿勢
本人は「まっすぐ立っているつもり」でも、
実際には無意識にバランスを崩しているケースがほとんどです。
横から見たとき、どこが理想とずれている?
姿勢を評価するとき、横から見て5つのポイントを確認します。
- くるぶし
- 膝の中央
- 大転子(股関節の横の出っ張り)
- 肩(肩峰)
- 耳たぶ
理想的な姿勢では、
これらがほぼ一直線に並びます。
しかし今回のビフォー姿勢では、
- 骨盤(大転子)が前に出ている
- 肩と頭部が後方へ逃げている
というズレが見られました。
この時点で、
「背中が丸いから猫背」
という単純な話ではないことがわかります。
姿勢を崩していた本当の原因は「腸腰筋」

分析の結果、
この方の姿勢を崩していた大きな要因は
腸腰筋がうまく使えていないことでした。
腸腰筋とは?

腸腰筋は、
- 大腰筋
- 腸骨筋
この2つをまとめた呼び名で、
骨盤と股関節を前から支えるインナーマッスルです。
腸腰筋の重要な役割
- 骨盤が前にズレるのを防ぐ
- 上半身を土台から安定させる
- 「ラクにまっすぐ立つ」ための支点になる
腸腰筋が働かないと、
体は別の場所(背中・太もも・腰)で無理にバランスを取ろうとします。
それが、
猫背・反り腰・腰痛・肩こりにつながっていきます。
背中だけを鍛えても姿勢が良くならない理由
「姿勢が悪いから背筋を鍛えよう」
これはとてもよくある考え方です。
ですが、スウェイバック姿勢の場合、
背中を鍛えるだけでは根本改善にならないことが多いです。
理由はシンプルで、
- 土台(骨盤・股関節)が不安定
- 支点となる腸腰筋が働いていない
この状態で背中だけを鍛えても、
姿勢を“支える場所”が間違っているからです。
実際に、
- ジムでトレーニングしている
- ラットプルダウンや背筋運動をしている
それでも姿勢が変わらない、という方はとても多く、
チェックすると腸腰筋がほぼ使えていないケースがよく見られます。
60分のピラティスで何が変わったのか?
今回のレッスンでは、
- 背中を鍛えること
- 無理に胸を張らせること
は行っていません。
代わりに行ったのは、
- 腸腰筋が働くポジションづくり
- 股関節と骨盤の位置関係の再学習
- 呼吸と連動した体幹コントロール
その結果、
- 骨盤が自然な位置に戻る
- 上半身を“後ろに反らさなくても”立てる
- 首・肩の力が抜ける
という変化が起こり、
見た目の姿勢が大きく改善しました。
これは筋力アップというより、
正しい使い方を思い出した結果です。
「私も腸腰筋が使えていないかも?」と思った方へ
腸腰筋は、
- 長時間のデスクワーク
- 座りっぱなしの生活
- 猫背・反り腰の習慣
によって、とても使いにくくなります。
そのため、
- 姿勢を意識しても疲れる
- まっすぐ立つと腰がつらい
- 背中を伸ばすと違和感がある
こうした方は、
腸腰筋が働いていない可能性が高いです。
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