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コラム

2024.02.20

【腰痛×ピラティス完全ガイド】理学療法士が安全な考え方と始め方を解説

腰痛は、多くの方が一度は経験すると言われる身近な不調です。

  • 「運動したほうがいいのは分かっているけど、悪化しそうで不安」
  • 「ピラティスが腰痛にいいと聞くけど、本当に大丈夫?」
  • 「ヨガや整体と何が違うの?」

そんな疑問や不安を感じている方へ向けて、

理学療法士の視点から 腰痛とピラティスの正しい考え方 を整理します。

結論から言うと、多くの腰痛はピラティスと相性が良いケースが多い です。

理由は、ピラティスが

  • 筋力をただ鍛える運動ではなく
  • 姿勢や体の使い方を整え
  • 背骨や骨盤の安定性を高める

ことを目的としているからです。

腰痛の多くは、「筋肉が弱い」よりも体の使い方がうまくいっていないこと が原因になっています。

ただし注意点もあります。

やり方を間違えると、逆に腰への負担が増えることもあります。

👉 詳しくは「腰痛ピラティスで悪化するNG動作」 の記事で解説しています。

腰痛の原因にはどんなものがある?

腰痛は、一つの原因だけで起こることはほとんどありません。

多くの場合、姿勢・体の使い方・筋肉の状態・生活習慣などが重なって痛みにつながります。

代表的な原因としては、

  • 筋肉の緊張や使いすぎ
  • 姿勢や体の使い方のクセ
  • 体幹や股関節の不安定さ
  • 椎間板や関節への負担
  • 生活習慣による身体的ストレス
  • 精神的ストレスや自律神経の乱れ

などが挙げられます。

重要なのは、

「どれか一つが悪い」と決めつけないこと。

腰痛のタイプによって、

・やっていい運動

・注意すべき動き

・改善の考え方

は大きく変わります。

👉 腰痛の原因を6つに整理した詳しい解説は

【腰痛の原因は一つじゃない|6つの要因を理学療法士が解説】

でご覧ください。

「腰痛がある状態で運動しても大丈夫なのか?」

これはとても大切な視点です。

一般的に運動を検討できるケース

  • 慢性的な腰の重だるさ
  • 姿勢や生活習慣が原因と思われる腰痛
  • 医師から運動を止められていない場合

まず医療機関の相談が必要なケース

  • 強いしびれや筋力低下
  • 発熱を伴う腰痛
  • 排尿・排便の異常

腰痛のタイプによって、

「動いていい腰痛」と「慎重に判断すべき腰痛」 があります。

👉 始める前の具体的な注意点は

「腰痛がある人がピラティスを始める前の注意点」 を参考にしてください。

「どれくらいで良くなりますか?」

これはとても多い質問です。

腰痛は、長年の姿勢や体の使い方の積み重ねで起こることが多いため、1回で劇的に治るものではありません。

一般的な目安としては、

  • 1〜2週間:体の軽さや動きやすさを感じ始める
  • 3〜4週間:痛みの頻度が減る
  • 2〜3ヶ月:再発しにくさを感じる

といった段階をたどる方が多いです。

大切なのは、早く結果を出そうと頑張りすぎないこと

👉 詳細な目安は

「腰痛ピラティスはどれくらいで効果が出る?」 で解説しています。

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ピラティスには、

マットピラティスとマシンピラティスがあります。

マットピラティス

  • 自分の体を自分で支える
  • フォームが崩れると負担が出やすい

マシンピラティス

  • バネが動きをサポート
  • 負荷を細かく調整できる
  • 正しい動きを覚えやすい

腰痛がある方や初心者の場合、

マシンピラティスの方が安心して始められるケース が多いです。

👉 詳しくは

「マシンピラティスは腰痛に向いている?」 をご覧ください。

腰痛に対してマッサージは、一時的に筋肉の緊張を和らげる効果があります。
ただし、痛みの原因となる「姿勢」や「体の使い方」そのものを変えることはできません。

👉 マッサージの効果と限界については、
【腰痛にマッサージは効果なし?理学療法士が科学的に解説】の記事で詳しく解説しています。

腰痛がある方がピラティスを始めるとき、

いきなり強い運動や大きな動きを行う必要はありません。

大切なのは、

  • 腰を無理に動かさない
  • 体を安定させる感覚を身につける
  • 呼吸とともに、やさしく体を整える

といった 「安全な動き」から始めること です。

特に、

  • 骨盤の安定性
  • 股関節のスムーズな動き
  • お腹(体幹)の使い方
  • 背骨のやさしい可動性

これらを段階的に整えることで、

腰への負担を減らしながら体を動かすことができます。

自宅でできる具体的なエクササイズについては、

以下の記事で 初心者向けに詳しく解説しています。

👉 【腰痛がある人でもできる|自宅で安全に行うピラティスエクササイズ3選】

「これで合っているか不安…」という方は、

無理に自己判断せず、専門家と一緒に体の使い方を確認することが、

結果的に腰痛改善への近道になります。

腰痛のケアには、さまざまな選択肢があります。

  • ヨガ
  • 整体
  • マッサージ

これらは一時的に体が楽になることもあります。

一方でピラティスは、

「正しい動きを体に覚えさせる」こと を目的としています。

そのため、

  • その場しのぎではなく
  • 再発しにくい体を目指す

という点が大きな違いです。

👉 比較の詳しい話は

「腰痛はヨガとピラティスどっちがいい?」 で解説しています。

腰痛改善で一番大切なのは、

頑張りすぎないこと です。

  • 体の状態を見てくれる
  • 不安を相談できる
  • 無理なく続けられる

こうした環境があるかどうかで、

結果は大きく変わります。

👉 スタジオ選びの考え方は

「腰痛の人がピラティスを選ぶときのポイント」 にまとめています。

腰痛があると、「動かないほうがいいのでは?」と不安になります。

でも大切なのは、

  • 正しく知ること
  • 無理をしないこと
  • 専門家と一緒に進めること

ピラティスは、腰痛を我慢するための運動ではなく、

自分の体と向き合い、整えていくための方法 です。

不安がある方は、まずは体験や相談から始めてみてください。


名古屋・栄/矢場町エリアにあるヘルスケアスタジオ イレ では、

  • 理学療法士監修
  • 完全マンツーマン
  • 痛みや姿勢に不安がある方のためのピラティス

を提供しています。

「運動を頑張る場所」ではなく、

専門家と一緒に身体と向き合う場所 として、

一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。

腰痛があると、

「腹筋はしていいの?」
「どれくらいで効果が出る?」
「悪化したらどうすればいい?」

など、不安や疑問が次々に出てきます。

ここでは、腰痛×ピラティスで特に多い質問をまとめました。

Q. 腰痛に腹筋は必要ですか?

A. シットアップなどの腹筋は逆効果になることがあります。

👉 詳しくは【腰痛に腹筋は必要?悪化させない考え方】の記事で解説しています。

Q. ピラティスはどれくらいで効果が出ますか?

A. 多くの方が2〜4週間で変化を感じ始めます。

👉 詳細はこちら

【腰痛×ピラティス|効果が出る目安と注意点】をご覧ください。

Q. ヘルニアでもピラティスはできますか?

ヘルニアがある場合でも、症状が落ち着いていればピラティスを行えるケースがあります。

ただし、判断には注意が必要です。

👉 詳しくは【椎間板ヘルニアとピラティス】の記事で解説しています。

Q. 腰痛はストレッチだけで改善しますか?  

A. ストレッチは腰痛を一時的に楽にする効果がありますが、再発予防には運動や体の使い方の見直しが重要です。

迷ったら専門家に相談を|安全に続けるためのチェックリスト

  • 痛みが4以上に強まるときは中止する
  • フォームに不安があれば専門家に見てもらう
  • 自宅エクササイズで改善が見られないときは、保存療法の一環としてマシンピラティスを検討

関連記事:

👉 椎間板ヘルニアでも運動していい?手術に頼らない改善法

👉 リフォーマーで腹筋を安全に鍛える方法


水野豪司(理学療法士 / ピラティスインストラクター) 藤田保健衛生大学卒業、藤田医科大学ばんたね病院勤務を経て、株式会社ILE設立。 名古屋・栄「ヘルスケアスタジオ イレ」運営、1,000名以上の姿勢改善・リハビリ指導経験。

✅ この記事は理学療法士が監修しています

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