毎日忙しくてもできる!綺麗な姿勢を作るためにここは抑えて欲しいポイント!
今回は姿勢を綺麗にするために必要なポイントをお伝えします
この記事を読んでいただければ
綺麗な姿勢の作り方がわかりますので
猫背や巻き方に悩まれている方はぜひ参考にして見てください
動画はこちら↓
姿勢とは何か?
姿勢は、様々な状況に合わせて無意識に体が反応した結果形成されます
様々な状況というのは、環境や感情、習慣や運動機能が複雑に絡み合っています
例えば環境面でいうと、ストレスの多い職場では、筋肉が緊張して力が入りやすく腰痛になったり、感情面ではメンタルが強くポジティブな人ほど綺麗な姿勢でいることがわかっています。
また日常の習慣によって座ってパソコンを見ている時間が長くなると、猫背や巻き肩にもなりやすくなってしまいます。
運動に関しては、運動習慣がある人ほど、関節の柔軟性や筋力がきちんと保たれていることで綺麗な姿勢を取ることができます
こうした状況に応じて体が無意識に反応した結果、姿勢は作られているのです。
姿勢がなぜ崩れるか
例を用いて姿勢を説明します
現代人に多い姿勢はこんな姿勢です
これをスウェイバック姿勢と言います。
スウェイバック姿勢・・・
骨盤が前に出て、胸郭が後ろにある姿勢のことです
これがなぜ起きるかを説明します
スウェイバック姿勢はなぜ起きる?
一例として、ここではデスクワークが多い方のケースをあげてみます
1日8時間、基本的にはパソコンに向かっているスタイルでお仕事をされている方の場合を考えます
デスクワークが長時間続くと、姿勢はまずパターン化されてしまいます。
骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まって、頭が前にでた姿勢になりやすいです
このような反応が無意識的に起きています
ずっと綺麗ないい姿勢で座っているのは現実的ではありませんよね。
そのままだと腰が張ってしまったり、もたれた方が楽なので骨盤は後ろに倒れます
そうすると骨盤だけが倒れるのではなくて、骨盤が倒れたのに反応して頭は前に出ます
これは体の構造的にそのようにバランスを取るようにできているからです
そうしてこのような姿勢になったまま長時間のデスクワークをすると、体に複数の影響が出ます
軸の意識のズレ
まず、体の軸の意識がズレます
軸の意識のズレ、というのは、まっすぐ立っている時のまっすぐの感覚が、自分のイメージと、外から見たときの実際のまっすぐさとズレが正じるということです
これは長時間座りっぱなしでパソコンをずっと見ていたりすると必然的に起こる体の反応です
長時間のデスクワークでは中心軸を感じる機会がほぼ得られないので、ここにズレができてきてしまうんですね
このようにして自分のイメージでのまっすぐと外から見た時のまっすぐがずれると、綺麗な姿勢は取ることができなくなってしまい、姿勢が崩れてしまうというわけです
姿勢を治すにはどうしたらいい?
ここでは普段の生活のポイントに絞ってお伝します
姿勢はそもそも意識して起こす反応ではなく、無意識的な反応の結果であるので、
姿勢そのものを意識するよりは、姿勢が崩れない環境づくりを大切にしてください
なぜ姿勢が崩れてしまうのか
先ほどお伝えしたように、仕事で長時間デスクワークをする必要がある方の場合、どうしても体は中心軸がずれるような反応を起こします
仕事中の姿勢そのものを意識することで中心軸のずれを防ぐこともできますが、なかなか忙しかったり、集中力を要する作業の時に姿勢に注意を向けておくことは現実的ではありません
ではどうするか
ここで意識していただきたいことが、デスクワーク中にいかに楽に姿勢を崩さずにいられるかを考えてほしいです
例えば、安定した椅子の上に座るという行為は、骨盤を後ろに倒れやすくするので、むしろ椅子を不安定なバランスボールなどに変えてしまうというのは一つありです
ただこれは完全在宅ならできるかもですが、オフィスなどですと、ちょっと難しいケースがあると思います
席を離れる回数を増やす
オフィスの場合は、可能な範囲でいいのでぜひ意識的に席を離れる回数を増やしてください
画面を注視し続けること、椅子に座り続けるということそのものが、中心軸のずれを生じさせる原因ですので、できるだけパソコンをじーっと見たままや、座りっぱなしの時間を減らしたいです
立って歩くだけでも目から入ってくる情報は変わりますし、少しフロアの中を歩くだけでも、股関節や背骨に動きが起きます。
それだけでも中心軸の帳尻合わせをするのには一役買ってくれますのでオススメです
自転車通勤
また、電車ではなく自転車通勤もおすすめですね
デスクワークの方はパソコンなどで目線が一点に固定されることが多く、そのことが軸の意識のズレにも繋がってきます
そのため目線が変わる、視界が変化するということが非常に重要な刺激になるため、自転車通勤はそれを実現するのにすごく有効です
通勤で是非活用して見てください
姿勢を綺麗にする方法
姿勢を綺麗にする方法についてお伝えします
姿勢は実はいろんな要素によって決定されています。
そのため全てを包括的にお伝えしようとすると話がややこしくなってしまうので、ここでは普段の生活上のポイントをお伝えします。
まず優しい初心者向けのものと、ちょっと頑張りが必要な中級者さん向けのものの2種類紹介します
初心者さん向け
まず初心者さん向けのものとして、普段の立ち姿勢、座り姿勢の意識をしてみてください
先ほど姿勢は無意識にとるものとお伝えしましたが、ここで意識していただきたいのは、姿勢のズレに対しての気づきです
無意識にとっている姿勢がズレていないかをチェックするくせをつけていただきたいのです
そのチェック方法をやって見ましょう
まずは普段通りの姿勢で、壁に背中とお尻をつけます
この時に後頭部が壁に触れているでしょうか?
壁から後頭部が離れてしまっている人は、頭が前に出過ぎています
つまり無意識にとっている姿勢において、中心軸がずれているのです
ずれた中心軸をまっすぐに調整したいので、頭を上に引っ張るようなイメージにしてみましょう
糸で吊るされたあやつり人形のように天井から頭のてっぺんを糸で引っ張られるようなイメージで姿勢をとってみてください
上に頭を引っ張って、後頭部が壁に着くまで背骨を縦に長くストレッチします
この背骨のストレッチの感覚が非常に大事です
スウェイバック姿勢の人は重力に負けて背骨が上から押しつぶされたような姿勢になっているため、重力に打ち勝って上に背骨を引き伸ばしてあげるイメージです
このチェックを1日2回、朝と夜やって見ましょう
それだけでも中心軸のイメージが取りやすくなってきます
中級者さん向け
次にもう少しやれそうだよという中級者さん向けに、ぜひやっていただきたいエクササイズを2つお伝えします!
1つ目は手を後ろについて胸を上に持ち上げてみましょう
この時に胸の前側の硬い胸骨という骨を上に持ち上げるようなイメージを持ちましょう
そうすることで胸の前側の筋肉がストレッチされます
ここで肩が内巻きにならないように肩は後ろに下げておきます
横から見るとこのようなイメージです↓
肩の出っ張りが後ろに下がったポジションを取ります
ここで床をしっかりと押して肩を開き胸のストレッチをかけたらこのまま先ほど意識したように頭を上にぐっと引き上げておきましょう
頭が前に落ちないように気をつけておきます
ここで頭が前に出てしまうとこのエクササイズの旨みがなくなってしまいますのでしっかりと頭を引き上げます
胸を引き上げて手で床をしっかり押したらこのまま首を回していきましょう
まずは左を向きます
この時に頭が横に傾いてしまわないように中心軸(頭の軸)を意識して回していきます
イメージとしては頭のてっぺんからお尻まで1本串差しにされていると思っていただいてその軸がずれないように回していきましょう
この時目線も左の端っこを見ておきます
今度は反対に回していき、目線も右の端っこを見ていきます
ここで胸が落ちて肩が巻きやすいのでしっかりと開いて常に手のひらで床を押しておきましょう
もう一度反対に向きます
これを左右5回ずつ行ってあげます
これが終わったら今度は目線は正面に固定してこのまま首を回していきます
ずっと目線は前に向いておきましょう
何か目印になるようなものを目の前に置いていただいてそれを見つめながら首を回していくと思います
反対も同じようにやります
これも左右5回ずつ行ってあげます
顎が上がってきやすいので顎は軽く引いておきましょう
ぜひやってみてください
2つ目のエクササイズにいきます!
2つ目は両手を前に出します
目線は正面を向いたまま両手を横に開いていきましょう
両手が視界から見えなくなるギリギリで手を止めてゆっくりと戻っていきましょう
目で手を追うのではなくて目線は固定しながら視野の端っこでギリギリ見えている状態です
この時も頭は前に落ちないように高い位置でキープしておきます
これを5回繰り返してあげましょう
以上の2つのエクササイズを実践してみてください!
まとめ
今回は姿勢を綺麗にするために必要なポイントをお伝えしました
すぐに実践できる方法ですのでぜひ今日から試してみてください
本気で綺麗な姿勢になりたいなら!まずは体験に行ってみるのがオススメ
ここまで読んでいただいたあなたは、姿勢を本気で綺麗にしたい!と願っているはず。
実際に体験してみると、「自分ってこんな姿勢だったんだ。」「体の使い方間違ってた・・・!」と新たな気づきが得られます。
当スタジオでも、初回体験を実施しておりますので興味がある方はお問い合わせください
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