マインドフルネスがビジネスパーソンにオススメな理由
こんにちは
名古屋の矢場町駅から徒歩5分、栄駅から徒歩10分にある
ビジネスパーソンのためのヘルスケアスタジオ イレ
中西彩香です。
今回は、ビジネスパーソンの方にオススメなマインドフルネスについてお話します。
マインドフルネスがオススメな人
✔︎疲れがなかなか取れない、疲れを感じやすい
✔︎事業を多く抱えている人
✔︎膨大な仕事量に追われてしまっている
こんな人にも読んでもらいたい
✔︎マインドフルネスってなんかスピリチュアル
✔︎宗教みたいで怖い
✔︎とにかく怪しい
マインドフルネスとは
GoogleやMicrosoft、Facebook、日本ではトヨタなどで取り入れられており、
ここ数年で世界的な広がりを見せています。
マインドフルネスとは評価や判断をせずに「今という瞬間」に意識を向けることです。
思考や感情や身体をもう1人の自分がいるかのように客観的に見ることで無意識を意識化していきます。
マインドフルネスが脳に与える影響
まず脳の構造から簡単に説明させていただきます。
マインドフルネスは大脳辺縁系、大脳新皮質の働きに関わっています。
特に大きく関係しているのが、大脳辺縁系にある扁桃体という器官です。
扁桃体とは五感を通じて脳に入った情報に対して快・不快という信号を脳全体に送る役割を果たしています。
(特に負の感情は強く記憶に貯蔵されます)
例えば、何か危険なことが起きると危ない!回避せよ!という指令を出します。
これは生物が生きていくためにとても重要なことです。
ただ、この扁桃体の働きが過剰になると
うつ病患者などにみられる“反芻思考“に繋がってしまいます。
「こうすればよかった」「あれがいけなかった」などネガティブな記憶を繰り返し引き出してしまうことになります。
これに対してマインドフルネスは過去や未来をさまよう意識を「今ここ」にとどめておく働きがあります。
人間の思考はさまよいやすく、記憶を頼りに行ったり来たりを繰り返すとネガティブな方向に偏りすぎてしまう性質があります。
マインドフルネスを心がけることによって出来事を快・不快の刺激を過剰にすることなくあるがままに感じとることができます。
それにより、扁桃体の過剰反応が抑制され、気持ちが落ち着きます。
マインドフルネスがビジネスマンにオススメできる理由
忙しいビジネスマンにとって同時に複数の仕事や案件をこなす、次々と膨大な量の仕事が押し寄せ、時間に追われている
ということは日常茶飯事だと思います。
マルチタスク(一度に複数の課題をこなすこと)はストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌を促します。
また、キャパオーバーになると不安や焦りといった感情が出て扁桃体が過剰反応をし、作業効率が格段に低下してしまます。
そのような時にマインドフルネスを心がけることにより、思考の整理ができ冷静に仕事に取り組むことができます。
すぐに実践できるマインドフルネス
ポイントは
①浮かんできた雑念に対して良い・悪いの判断をしない
②考えをまとめて受け入れる
ということです。
マインドフルネス呼吸法
①姿勢の準備
・背筋をしっかりと伸ばして座る
・手は楽な位置におく
・軽く目を閉じる
・一度息を吐いて肩の力を抜く
②呼吸に意識を向ける
・鼻呼吸をする
・空気が鼻のどの部分を触れながら通るか、胸やお腹が膨らむ感覚、温度や質感などに意識を向ける
・集中できない場合は呼吸の長さをカウントしてもOK
③ポイント
・呼吸を無理に深くしたりコントロールしようとしなくて大丈夫
・雑念が出てきたら、無理に消そうとせずに受け入れて再び呼吸に意識を戻す
・出てきた感情に対して「喜び」「悲しみ」「怒り」など簡単な言葉に置き換えるのもオススメ(ラベリング)
・10分程度行う
ムーブメント瞑想
①歩く瞑想
・ゆっくり歩いているときの「筋肉が動く感覚」「骨が動く感覚」に注意を向ける
・足が地面に設置している感覚を意識する
②日常生活の瞑想
・歯磨きやシャワーを浴びる際の自分の身体の動きや感覚に詳細に注意を向ける
最後に
今回は大きく分けて2つご紹介させていただきましたが、他にも様々な瞑想方法がありますので、
今後も引き続き投ご紹介していきたいと思います。
やってみて自分には合わないなとか上手にできないなと感じた方、
自分の置かれている状況や体調や気分によって 適切な瞑想方法を選択していくということが大切であり、
そのバリエーションを自分の中で増やしていく必要があります。
また、マインドフルネスには正解がないので、上手にできる、できないという判断は必要なく、心地の良い範囲で続けていくことが大切です。
環境が大きく変わり不安定な時代を生きている皆様がマインドフルネスを通して生きやすいと感じる、自分自身のことを知り、認めて好きになれるきっかけになれば良いなと思っています。
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