有酸素運動で痩せる?

こんにちは
名古屋の矢場町駅から徒歩5分、栄駅から徒歩10分にある
ビジネスパーソンのためのヘルスケアスタジオ イレ 
中西彩香です。

今回はよくご質問をいただく、有酸素運動で痩せるのか、という疑問にお答えさせていただきます。

こんな方に見ていただきたいです!
✔︎運動をしているけどなかなか痩せない
✔︎効率的に脂肪を落としたい
✔︎痩せた後にリバウンドしたくない

結論から言うと、有酸素運動でも時間をかければ痩せることができますが、太りにくい体作りをしたいのであれば、非効率的です!

そもそも有酸素運動とは
軽〜中等度の負荷を継続的にかける運動のことです。
(例:軽いジョギング、ウォーキング、ヨガなど)
心臓や肺の機能の向上、精神的な安定、ストレスの軽減にとても効果的です。
脂肪を燃焼するのには会話ができる程度の負荷量で20分以上行う必要があります。

無酸素運動とは
短時間で大きな力を発揮する強度の高い運動のことです。
(例:短距離走、ウェイトトレーニングなど)

痩せるためには?
前提としては
摂取エネルギー>消費エネルギー
が続くと、余分な摂取エネルギーがどんどん脂肪として蓄積されてしまいます。
つまり、脂肪を蓄積させないためには
食事の量や質を改善することで摂取エネルギーを減らすか、
運動の量や質を改善することで消費エネルギーを増やすことが必要になります。
今回は後者の“運動“に焦点を当ててお話をしたいと思います。

無酸素運動の方が痩せやすい理由
①時間あたりの消費エネルギーは無酸素運動のほうが高い
②筋肉量を多くすることで安静時のエネルギー消費量も高くなる
③EPOC(運動後過剰消費量)による運動後のエネルギー消費を期待できる

①時間あたりの消費エネルギーは無酸素運動のほうが高い
これはイメージがつきやすいと思いますが、
同じ時間だけ運動をするのであれば、負荷量が高い無酸素運動の方が消費されるエネルギー量も増えます。

②筋肉量を多くすることで安静時(何もしていない時)のエネルギー消費量も高くなる
基礎代謝量というものを聞いたことがある方も多いと思います。
何もしていなくても消費されるエネルギー量のことです。筋肉量が多い人ほど、この基礎代謝量は多くなります。
特に大きな筋肉を鍛えることが重要だと言われています。
大殿筋(お尻の筋肉)や大腿四頭筋(太ももの筋肉)などの下半身の筋肉を優先的に鍛えていくと良いです。

③EPOC(運動後過剰消費量)によるエネルギー消費を期待できる
EPOC=Excess Post-Exercise Oxygen Consumption
激しい運動をすると、運動時の呼吸による酸素摂取量では追いつかない、いわゆる「酸欠状態」になります。
そして運動後にその酸欠状態から「回復状態」に入ることで運動後もエネルギー消費が続きます。
この運動後のエネルギー消費のことをEPOCと言います。
この状態は長い人で48時間続くとも言われています。

最後に
痩せるには「有酸素運動」というイメージを持たれている方多いと思います。
実際のところは無酸素運動でしっかりと体作りをすることが大切です。
また、有酸素運動を長期に渡って行うとエネルギーの浪費を防ぐようにして脂肪を貯めやすくなるため、
注意が必要です。

もし、どうしてもジョギングが痩せたい!という方がいらっしゃったら、
ダッシュ→歩く→ダッシュ→歩くという方法で行なっていただくと無酸素運動の要素を取り入れることができるので同じ時間走るのでもより効率的に痩せることができます!

食事面や姿勢など太ってしまう原因は人それぞれなので、その方にあった方法を選択していく必要があります。
ダイエットや姿勢改善、身体のお悩み全般をお聞かせください。


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