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呼吸が浅い・肩が重いのは「姿勢不良」が原因かも?
「肩こりがなかなか取れない」「深く呼吸できず、息苦しさや疲労感を感じやすい」──こうした悩みを抱える方は少なくありません。
実はその背景には、猫背や巻き肩といった姿勢不良が潜んでいることが多いのです。
特に現代人はデスクワークやスマホ使用の時間が長く、背中が丸まり、胸が閉じ、肩が前に出る姿勢が習慣化しがちです。この姿勢では胸郭(肋骨まわり)が十分に動かず、呼吸が浅くなります。さらに首や肩まわりの筋肉に負担が集中し、慢性的な肩こりを引き起こしてしまうのです。
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猫背と呼吸・肩こりの関係性
胸郭の動きが制限されると呼吸が浅くなる
猫背になると胸が潰れるように閉じてしまい、肋骨の上下運動が制限されます。結果として横隔膜の動きも小さくなり、呼吸が「浅く・速く」なりやすいのです。
浅い呼吸では血液中の酸素が不足しやすく、集中力低下・疲労感・自律神経の乱れにつながります。

- 内容:胸郭の動きを示す解剖イラスト
- alt:
胸郭と呼吸の関係を示す図
- 写真ACキーワード:「胸郭 呼吸 解剖」
肩甲骨と呼吸補助筋のつながり
呼吸を助ける「呼吸補助筋」のひとつが肩甲骨まわりの筋肉です。前鋸筋や小胸筋は、胸郭を広げる動作に大きく関わります。
しかし巻き肩姿勢でこれらが硬直すると胸が動かず、呼吸が浅くなり、さらに肩甲骨が動かないことで血流が滞り肩こりを助長します【4】。
ピラティスで「呼吸と肩」を同時に整える
ピラティス呼吸(胸式呼吸)の特徴
ピラティスで用いる胸式呼吸は、肋骨を左右に大きく広げるように行います。胸郭の可動性を引き出すと同時に横隔膜も柔軟に使えるため、呼吸が深まり、姿勢も自然と伸びやすくなります。
研究でも、ピラティス呼吸は呼吸機能改善と猫背改善の両方に有効とされています【6】。

肩甲骨の安定と柔軟性アップ
ピラティスでは「スキャプラ・モビライゼーション」など肩甲骨を意識的に動かすエクササイズがあります。
これにより、普段使えていない僧帽筋下部や前鋸筋が働きやすくなり、肩甲骨が正しい位置に安定。巻き肩による肩こりや重だるさが改善しやすくなります。
名古屋・栄・矢場町で受けられるピラティス改善例
名古屋・栄・矢場町エリアにある「ヘルスケアスタジオ イレ」では、理学療法士監修のもと、呼吸と姿勢を同時に整えるプログラムを提供しています。
- 姿勢分析で猫背・巻き肩をチェック
- 呼吸と連動した胸郭エクササイズ
- 肩甲骨の安定性を高めるトレーニング
- 自宅で続けられるセルフケア指導
👉 猫背の改善例はこちら「猫背から解放され肩こり改善!お尻もUP!」

自宅でできる呼吸と肩のセルフケア
壁を使った胸郭ストレッチ
両手を壁に置き、胸を前に押し出すように深呼吸。胸郭が開きやすくなる。
肩回し+呼吸
深い呼吸と一緒に肩を大きく回すことで、肩まわりの血流改善&リフレッシュ。
リブオープナー
仰向けに寝て腕を大きく開き、呼吸を繰り返す。猫背改善と呼吸改善を同時に行える。
まとめ|呼吸と肩を整えて快適な毎日を
呼吸が浅い・肩が重いと感じるとき、その原因は単なる疲れではなく猫背や巻き肩といった姿勢不良かもしれません。
ピラティスは、呼吸と肩を同時に整える科学的アプローチです。
名古屋・栄・矢場町エリアで「呼吸が深まる」「肩こりが軽くなる」変化を、ぜひ体験してみてください。