姿勢を綺麗にするには”肋骨”のコントロールが大切です
こんにちは
ヘルスケアスタジオ イレ 代表の水野豪司です
今回は姿勢を綺麗にしたい方にはぜひ知っておいて欲しい「肋骨」のお話です
皆さんは肋骨に関する次の5つを知ってますか?
○肋骨は動く
○肋骨の動きは全方向
○肋骨は上位肋骨と下位肋骨で動きが違う
○肋骨の動きと呼吸は密接に繋がっている
○呼吸のエラーが起きると肋骨は正しく動かない
一つ一つ見ていきましょう
○肋骨は動く
実は肋骨が動くことを知らない方は多くいらっしゃいます
僕のお客様でも「肋骨って動くんですか?!」という方は結構多いです
肋骨は呼吸や体を捻ったり反ったり、丸めたりする際に柔軟に動きます
しかし猫背や巻き肩、ストレートネックなどが気になる方はこの肋骨の動きが悪くなっていることがとても多いのです
○肋骨の動きは全方向
肋骨は全方向、つまり前にも横にも後ろにも動きます
実際に肋骨に掌を当てて深呼吸をすると、肋骨が動いているのがわかると思います
姿勢の悪い方はこの肋骨の動きが一方向にしか動かなかったり、右にだけ動きすぎたりとアンバランスな状態になっていることが多いのです
そのため呼吸を使ったりピラティスの動きで肋骨をいろんな方向に動かしてあげる必要があります
○肋骨は上位肋骨と下位肋骨で動きが違う
肋骨は上の方(上位肋骨)と下の方(下位肋骨)に分けられます
なぜ分けるかというとこの2つで動きやすい方向が異なるからです
上位肋骨は前後方向に大きく動きます
つまり深呼吸をして胸に手当てた時に胸が上に開いてくる動きを感じることができるのが正しい動き方です
一方下位肋骨は左右方向に大きく動きます
つまり掌を脇腹の肋骨に当てて深呼吸をすると肋骨が掌を押し出すように横方向に大きく開くのを感じれるのが正しい動き方です
姿勢の悪い人はこれらの動きが綺麗に起きず肋骨が動かない状態になっています
○肋骨の動きと呼吸は密接に繋がっている
ここまででもお話ししてきましたが肋骨の動きは呼吸と強く関連しています
肋骨が開くことによって肺に空気がたくさん取り込まれ肋骨が閉じることによって肺から空気が出ていくからです
そのため深い呼吸をできるようになると肋骨がしっかりと動いてくれます
綺麗な姿勢を作るためには肋骨がきちんと動くことが大切なので深い呼吸を意識すると姿勢が良くなっていきます
○呼吸のエラーが起きると肋骨は正しく動かない
呼吸をした際に肋骨が一定の方向にしか動かなかったり、腹式呼吸はできるけど胸式呼吸はできないといった方がいらっしゃいます
こうした呼吸を正しくできない方は肋骨が正しく動かなくなってしまっています
そのため肋骨が動きやすい姿勢で呼吸をしたりピラティスエクササイズでインナーマッスルを意識しやすくしてから呼吸を行うことが改善のためのコツになってきます
今回は肋骨についてのお話でした
皆さん全てご存知でしたか?
ピラティスとパーソナルトレーニングで姿勢・痛み・ボディラインを変える
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